2011年06月25日
6.25 OA GOTYE 大瀧詠一 SAHARA SMITH and more
1 LEARNALLGIVINANLOVIN / GOTYE
ベルギー生まれオーストラリア育ちのシンガーソングライター、
ウーテル・デ・バッカーのソロ・プロジェクト。
新世代のベックの呼び声も高い才能の持ち主だけあって、
スペクター・サウンドを21世紀流に再構築しています。
実にオシャレ!
2 トロイカ /ロジェ・ワーグナー合唱団
トロイカとは3頭立ての馬車のこと。
ロシア語の原曲と日本語版では歌詞の内容が大きく異なるそうです。
大倉さんから歌声喫茶の話が出ていましたが、
80年代以降の日本では「テトリスのBGM」ですね。
3 さらばシベリア鉄道 / 大瀧詠一
寝苦しい夏の夜に一服の涼?
日本国内では初のCDとなった名盤『ロンバケ』収録曲。
はっぴいえんど時代の盟友、松本隆が作詞。
BOOK BAR的見地からすると、
2年ほど前に出た森まゆみ著「女3人のシベリア鉄道」は、
日本文学史とロシア近代史が交差する良書でしたね。
4 LOOK AT YOURSELF /URIAH HEEP
70年代はロックとSFが広く一般に認知されていった時代でした。
そんなわけで当時のロックにはボウイに代表されるように、
曲名やレコードジャケットにSF的要素を取り込んだものが多かったのです。
この曲もそんな当時の匂いを感じさせる一例。
邦題は「対自核」でした。
5 CHINESE SOUP /荒井由実
75年リリースのサードアルバム『コバルト・アワー』に収録。
この曲のメロディーは京王線に乗車時に思い浮かんだそう。
ユーミンも70年代には電車に乗っていたのか!
6 ARE YOU LONELY /SAHARA SMITH
T-ボーン・バーネットに見出されたテキサス州出身の花の蕾。
これから開花が期待される才色兼備のシンガーソングライターです。