2010年09月11日
9.11 OA BRUCE SPRINGSTEEN ゆらゆら帝国 Janelle Monáe and more
1 INTO THE FIRE/ BRUCE SPRINGSTEEN
9.11のショックがまだ全米を覆っていた2002年夏にリリースされた
アルバム『THE RISING』より。
事件の衝撃は本作品に大きな影響を及ぼし、
テロによる犠牲者と遺族、そして自爆したテロリスト、
深くえぐられた傷跡を癒すかのような内容となった。
2 パライゾに / アントネッロ

世界的なリコーダー&コルネット奏者の濱田芳通が
10年以上構想を練りあげた企画アルバムのフィナーレを飾る
ピュアで荘厳な歌声です。
アルバムは天正遣欧使節の歩みを多角的に検証。
日本が初めて西洋音楽に接した400年以上前に遡り、
彼らの生い立ちからキリシタン禁止令によって処刑されるまでを描いています。
3 DON’T GIVE UP /PETER GABRIEL & KATE BUSH.
名作『SO』より。
ケイトの天使のような歌声が、
挫折して落ち込むピーターを優しく力づけていく。
歌の間に聞こえてくるスピリチュアルな響きは、
リチャード・ティーの鍵盤によるもの。
敗者を勇気づけ、弱者を救ってくれる曲です。
4 おはようまだやろう / ゆらゆら帝国
<街の本好きの声>では哲学書を推薦していましたが、
俗世界を哲学的に表現している稀有なロックバンドがゆら帝です。
今年の春先に飛び込んできた突然の解散ニュースには驚きました。
個人的には2010年の音楽シーンにおける最大級の損失です。
5 THE END / THE DOORS
コッポラの『地獄の黙示録』の導入部とエンディングで
使われているナンバー。
この曲の盛り上がりに合わせて、
ジャングルがナパーム弾で紅く燃えあがる映像は
映画史に残る印象的なシーンでした。
6 COLD WAR / Janelle Monáe

型破りで個性的な髪型と見事に着こなされたタキシード。
際立つ外見のマニッシュな魅力もさることながら、
歌の巧さ、スムースなダンスステップ、
アートワークのインスピレーション、
創造性あふれるストーリーテリング、
どこをとっても非凡な才能の持ち主。
今年発表した『THE ARCHANDROID』は、
全4楽章構成となる歌物語の2章と3章にあたり、
彼女にとって初のフルアルバムとなったいわば正式なお披露目作。
2719年に起きる第5次世界大戦のなか、
人間とアンドロイドの禁じられた恋をテーマにした壮大なるマスターピースだ!!
