2008年07月30日

フジロック その2

呑んだ、呑んだ、今年も呑んだ。

何を飲んだかちょっと思い出してみる。

ビール

赤ワイン

焼酎お湯割り

マルガリータ

シングルモルトのロック

ラム入りのチャイ

ラム入りのチャイ

テキーラショット

テキーラトニック

テキーラショット

テキーラコーク

イェーガートニック

テキーラの赤ワイン割り

ビール

白ワイン

テキーラショット

テキーラショット

テキーラショット

白ワイン

テキーラ水鉄砲

テキーラ水鉄砲

白ワイン


会場滞在13時間。
なんとなく覚えているのはこんな感じ。
特にアルコールに強い体質ではないが、
楽しいとけっこう飲めるもんですね。

それにしてもフジロックの会場はお酒が充実している。
シングルモルトも7〜8種類置いていたし……。

ちなみに今年のベストアクトは、
最終日、Field of Heavenのトリを務めたRODRIGO Y GABRIELA
この2人は本気でヤバイ!!!
99年のPHISHに匹敵するミラクルな瞬間を味わえました。
感謝!


(番組スタッフ JD)


BOOK BAR staff| 14:49 | カテゴリー:

2008年07月29日

フジロック

今年もフジロックに行ってきた。
12回目の開催、ぼくにとっては10回目のフジロック。

いまとなっては全国各地に数多くの夏フェスが存在するが、
フジロックはその草分け的存在。
それだけに思い入れも強い。
今年は最終日の午後3時からというスポット参戦だったけど、
それでも充分過ぎるほど楽しんだ。
到着早々にバケツをひっくり返したような豪雨の洗礼。
フジロックの会場にいることを実感する瞬間だ。

今年もよく呑んだ。
    よく酔った。
    よく食べた。
    よく歩いた。
    よく濡れた。
    よく踊った。
    よく歌った。
    よく叫んだ。
    よく笑った。
そしてちょっぴり涙ぐんだ。

毎年、この繰り返し。
涙ぐむ回数だけが少しづつ増えていくだけ。

3日間だけ現われては消える音楽と自然が調和した理想郷。
ここでしか会わない友もいれば、
ここでの想い出を残して先にこの世を去った友もいた。
今年もオマエの思い出話をしてきたよ。
そしてみんなで大笑いしてきたさ。

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やるかFuji Rock
The History of Fuji Rock Festival

(番組スタッフ JD)


BOOK BAR staff| 04:38 | カテゴリー:

2008年07月28日

砂漠のビール

       

誰でも地平線まで広がる砂漠で、
夕日を見ながらビールを飲まないかといわれれば、
嫌だとはいわないだろう。

私はそんな素晴らしいことが世の中にあるのかと思った。

先週土曜日に杏ちゃんが紹介した「砂の女」は数十年読み直していないので、
細かなところが抜け落ちているのだが、
あれは暑い季節だったかしら、ビールをグイッとやる場面なんてあったかなあ、
多分なかったろうなあ、とぼんやり思っていたら、
インドのジャイサルメールでの出来事がよみがえってきた。

パキスタンにかなり近いイスラム教徒の多い町、
ラジャスタン州のジャイサルメールの近くには砂漠があり、
日帰りツアーや一泊ツアーに必ず誘われる。

私は砂漠マニアではないので、
「ちょっと夕日を見るくらいがいいなあ」と宿のパシリの少年に言ってみたら、
「行こう行こう。ビール飲む?買っていこう」ということで
車で1時間半くらいの砂漠に向けて、
まだまだどえらく暑い時間に出発した。

エアコンなんてないので、直射日光を浴びつつも窓を開けっ放しで、
それなりに気持ちよくすごしていたのだが、
車が入れない砂地に入ってから更に30分くらい歩かされ、
足がもつれるくらいになったところで「夕日ポイント」にたどり着いた。

すごく暑くて、普段の私なら頭からすねまで
シャワーを浴びたようになっているはずなのだが、
ユニクロのドライメッシュTシャツを着ているのと、
湿度ゼロと思われるほどの乾いた空気で汗が感じられない。

夕日が砂漠の地平線に落ちかけるくらいから、ビールを飲み始めた。

実はその時あまりのどが渇いていなかったことにちゃんと気付いていれば、
ひどいことにはならなかったのだが、

そんなこと今言ってもねえ。

一口飲むと、胃にドスンと来るような衝撃を感じたのだが、
雰囲気に酔って大瓶2本を飲み干した。

ますますもつれた足で宿に帰り、
宿の若い韓国人女性オーナーと更にウイスキーをなめていたころから
様子がおかしくなってきた。寒気がするのである。
「ちょっと風邪ひいたかも」と失礼してベッドに横になってうとうとしていたら
いきなり来た。

すさまじい腹痛と下痢。

私は砂漠に着いていた時からすでに脱水症状を起こしていたのであった。

アルコールは脱水症状を悪化させる。
一番やってはいけないことをやってしまった。

その晩はほとんど寝ることができず、トイレの往復。

翌朝も同じだが、もろもろの都合でバスで移動しなければならない。6時間。

朦朧とする意識の中バスに延々揺られ、
目的地に着いたときには全身異常な熱を持っていて、頭は割れるように痛い。

不整脈まで出てきて、自分の手を改めて眺めてみると、
指が普段の半分くらいまで細くなっている。

「こりゃ死ぬかも」と真剣に思った。

体調を取り戻すまで4、5日かかったが、大事には至らずに済んだ。

乾季のインドではお酒の飲み方には充分注意してくださいね。

いい歳して、おかしなことになりかけたアホな親父からのお願いです。

大量の未整理の写真を当てもなくいじっていたら、
大昔撮った鳥取砂丘の写真が出てきた。

「砂の女」はフィクションだから場所はどこでもいいのだが、
日本での話なのでやはり鳥取砂丘をイメージしていたのだろうと思っていた。

鳥取の人があの登場人物のような方々であるということではないので、
誤解の無いよう。

ややピンボケだがこんなに鳥取砂丘って大きかったかと思って
載せてみました。


                                 大倉眞一郎

BOOK BAR staff| 04:08 | カテゴリー:

2008年07月26日

7.26 OA  ROXY MUSIC JUDEE SILL 渚ようこ and more

1 こども天国 / ジェームス日の丸&モモチャン

ソウルファンなら誰もが知っている名曲「ダンス天国」を
子供バージョンにアレンジ。
ファッツ・ドミノもウィルソン・ピケットもびっくりの
夏休み賛歌に仕上がりました。
同じCDに収録されている「カレーとハンバーグ」の出来も秀逸。
たどたどしいラップにやられます。
残念ながら廃盤。


2 鳥になりたい / 相川七瀬

結婚・出産後はカラーセラピーに傾倒。
いまではオーラソーマのスクールを主宰するほどに。
ネイティヴ・アメリカンの聖地セドナのガイドブックも出している。
セドナ天使の町』(実業之日本社)


3 BEAUTY QUEEN / ROXY MUSIC

70年代ロックシーンで際立ってファッショナブルだったバンド。
この曲は、まだブライアン・イーノが在籍していた2ndアルバム
『For Your Pleasure』に収録されてます。


4 ゴーザン・ダイエン / SIGUR ROS

アイスランドを代表するバンドの新作から。
冬が厳しく、夜が長いアイスランドでは、
人口に対して文学や音楽を嗜む人の比率がとても高いそう。
昨年公開された映画『Screaming Masterpiece』では、
シガー・ロスやBjorkなどを始めとするかの地の
音楽シーンが見事にドキュメントされていました。


5 THE LAMB RAN AWAY WITH THE CROWN / JUDEE SILL 

西海岸で活動をしていた女性シンガーソングライター。
両親からのDVなどが原因で薬物に依存してしまったりと、
その短い人生は決して幸せなものではなかったようだが、
きっと歌うことが彼女にとって癒しであり、希望だったのだろう。
1971年作『JUDEE SILL』より。

6 愛の逃亡者 / 渚ようこ 

昭和の曲じゃないですよ。
2003年の録音。しっかり21世紀に入ってます。
歌っているのは平成歌謡歌手・渚ようこ。
喜ばしいことに今月、ベストアルバム『渚ようこ 魅力のすべて』が
リリースされました。
嬉しいことに10月には彼女の憧れの小屋・新宿コマ劇場で
リサイタルを行うそうです。
週末は新宿ゴールデン街の店『』でママやってるそうです。
お祝いに一杯寄ってあげてください。

BOOK BAR staff| 14:51 | カテゴリー:SONG LIST

2008年07月26日

悪女について

◇◇大倉眞一郎セレクト◇◇

著者:有吉佐和子
27人の関係者のインタビュー形式による証言によって、
ひとりの女性実業家の虚実を浮かび上がらせた異色作。

新潮文庫

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2008年07月26日

砂の女

◇◇杏セレクト◇◇

    

砂丘の穴の底にある一軒屋に閉じ込められた男と、
その一軒屋に住む女とを描いた安部公房の長編小説。
1963年に読売文学賞受賞。
海外でも評価が高く、20数カ国で翻訳出版されている。
また1964年には、安部公房自身の脚本により映画化。
監督:勅使河原宏
主演:岡田英次、岸田今日子

新潮文庫

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2008年07月25日

ダークナイト

バットマンの新作『ダークナイト』の試写に行ってきました。
現在、全米で次々と興行収入記録を塗り替えている話題作。
圧倒されました。
期待にたがわず存在感のある作品でした。

いまのハリウッド・ビジネスの収益面での3本柱は、
ファンタジー映画、CGアニメ、そしてアメコミ原作物です。
いずれも子供から大人まで、幅広い層に受け入れられるから。

でも今回のバットマンはちょっとお子ちゃまには厳しい。
ダークで複雑なストーリー展開ということもありますが、
なんといっても悪役ジョーカーが怖い!(でも魅力的!)
演じているのは今年1月に薬物の過剰摂取で事故死したヒース・レジャー。
”ヒースの映画”と呼んでも過言ではない迫真の演技でした。
ほんとうに惜しい役者を失くしてしまいました。


「所詮、アメコミでしょ」とか「またマンガのヒーロー物だろう」なんて
毛嫌いする人も少なくないのかもしれないけど、
そんな理由でヒースのジョーカーを見逃すのは、
あまりにもったいない。

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TM &(c)DC Comics(c)2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.


今回の作品にはこのエピソードが大きく影響しているそう。
イギリス人監督のクリストファー・ノーランが見事に脚色しています。


(番組スタッフ JD)

BOOK BAR staff| 13:55 | カテゴリー:映画部

2008年07月21日

ビザンティオン、コンスタンティノープル、イスタンブール

東西に分かれたローマ帝国は両者とも最盛期の面影はまるでなく、
476年には西ローマ帝国が、1453年には東ローマ帝国が滅亡しました。

東ローマ帝国の最後はもう国とは言えないような状態で、
コンスタンティノープルは都ではありましたが、
その他の領地といえば周辺の島々、現在のギリシャの一部に限られていて、
改めて地図で確かめると愕然とします。

「飛んでイスタンブール」というわけのわからない内容の曲が昔ありましたが、
イスタンブールという土地の名前は、
子供のころの私には聞いただけで異常なアドレナリンを分泌するような
興奮剤でした。

特に歴史に詳しかったわけではないので、
その言葉の響きに反応していたのでしょう。

タイトルの都市名はみな同じ場所を指しています。
そんな場所は東京が江戸だったように他でもたくさんありますが、
この3都市の名前はぐっときませんか。
やはり西洋と東洋にまたがった都市ということもあるのでしょうか。

歌で言えば私には「ウシュクダラ ギデルケン」という
イスタンブールの町を歌った曲が耳から離れません。

昔から聞いたことはあったのですが
ムーンライダースで初めて録音されたものを聞き、
16年位前の正月にイスタンブールに行った時に
カセットテープを買ってきました。

哀愁たっぷりで涙が出ますよ。

トルコはEUに入りたがっていますが、
そんなこと言わないでアジアでいいじゃん、という気分の私であります。

写真は連絡船の上から見たボスポラス海峡の夕焼け。
しびれました。
半分は寒くて。

    

                                  大倉眞一郎

BOOK BAR staff| 03:15 | カテゴリー:

2008年07月19日

千日参り

先日、愛宕神社に千日参りに行って来ました。

一回お参りしただけで千日参っただけの効能があるという、
何とも都合の良いイベントです。

86段、傾斜40度の急な階段を一気に駆け上れば、出世出来るとの伝説もある、
「勝負事の神様」がいらっしゃいます。

ほおずきを買って、お参りをして、鯉に餌をあげて帰る・・と言うのが主な流れ
(鯉はどちらでも良いのですが、鯉たちの滝もへいちゃらに登ってしまいそうな
パワーが好きで行く度に餌をあげてしまいます)

社務所横には可愛い猫がポテッと座っており、何の気無しにカメラを構えたら
何だか十二支に入れなかった事が胸中穏やかでないと言う風な顔を撮ってしまいました。


初夏の朝にお参りをして持って帰ったほおずきも、
玄関先でイキイキと育ち鮮やかに色づいてきました。

どうやら顔知らぬ隣人がこまめにお水を与えて下さっている様です。

玄関先のほおずきを巡る、会話の無い交流。

千日参った御利益が隣人にも及びますよう。

    

                               杏

BOOK BAR staff| 15:54 | カテゴリー:from 大倉眞一郎

2008年07月19日

7.19.OA くるり BOWIE PAVAROTTI and more

1 C'est Si Bon / ARIELLE DOMBASLE

米コネチカット州出身ながら、活動のベースはヨーロッパ、
それも主にフランスという女優アリエル・ドンバール。
代表作はエリック・ロメール監督作「海辺のポリーヌ」だ。
近年、彼女の活動は映画から音楽寄りにシフトチェンジされてきているが、
それもそのはず。
18歳で渡仏したとき彼女は、パリの著名な音楽学校、
コンセルヴァトワールで本格的に声楽を学んでいたのだ。

2 りんご飴 / くるり

京都を舞台にした伝奇小説の話のあとには、
京都出身のバンドの音を……。
1999年にリリースされた彼らのメジャーデビューアルバムからの曲。
音楽性の変遷が激しいバンドのように思われがちだが、
それはロックしている証。
初期のこの作品をあらためて聞くと、
根底にあるものは揺らぎないことがわかる。


3 MOONAGE DAYDREAM / DAVID BOWIE

変容するロックスター、ボウイがグラムロック全盛期に
リリースしたコンセプトアルバム「ジギー・スターダスト」から。
1972年の発表当時の邦題は…
「屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」
という英語のタイトルを誤訳した長〜いものでした。


4 BATTLE SCAR / THE CHEMICAL BROTHERS

マンチェスターが生んだ音の魔術師2人組。
彼らの作品のネタモトは古今東西ありとあらゆるジャンルに及ぶが、
完成品はどれもこれも実にブリティッシュな味わいを醸し出す。
円卓の騎士やキューブリックの『バリー・リンドン』の戦場シーンを
連想させるこの曲も例外ではない。
2007年作『WE ARE THE NIGHT』に収録。


5 Libiamo ne’ lieti calici (乾杯の歌) / LUCIANO PAVAROTTI 

昨年9月に天に召されたイタリアが誇る名テノール。
この曲はヴェルディがフランスの劇作家、小デュマの小説を
ベースに書き上げた歌劇『椿姫』のハイライトシーンのひとつ。
演奏はナショナル・フィルハーモニー管弦楽団。

6 まほろばの国 / 三宅純 

京都生まれの鎌倉育ち。
ボストンのバークレー音楽大学で理論を学び、技術を磨く。
東京では2500編以上のCM音楽を手掛け、
現在はパリにも拠点を置き、その創作活動はさらに国際的に。
優れたトランペット奏者であるだけでなく、
類稀なインテリジェンスの持ち主でもある。
ちなみに“まほろば”とは“素晴らしい場所”という意味の
日本の古語。

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:SONG LIST

2008年07月19日

ローマ人の物語

◇◇大倉眞一郎セレクト◇◇

「ローマ人の物語」
著者・塩野七生 新潮社
1992年より2006年まで、年に1冊のペースで
書き上げられた著者のライフワークであり代表作。
イタリア在住の小説家によって生き生きと魅力的に
描かれた古代の英雄たちに多くの読者が魅了されている。

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2008年07月19日

長人鬼

◇◇杏セレクト◇◇

    

「長人鬼」
著者・高橋克彦 
ハルキホラー文庫
京の都に現れたのは雲を突くような背の高さの長人鬼。
陰陽師の弓削は淡麻呂や髑髏鬼とともに鬼退治へ。

BOOK BAR staff| 14:20 | カテゴリー:BOOK INFO

2008年07月17日

酔っ払い女、二人

去年9月まで広告会社をやっていたのですが、
私、一応社長であったにもかかわらず、
ほとんどの社員(特に女性)からは「おっちゃん」と呼ばれていました。

きっと社長であることを知らなかったのではないかと思います。

「おっちゃん」というと私の世代では「イエスの方舟」の千石イエス氏を思い出します。

彼は30年位前、事件が報道されていたころは娘を親から無理やり引き離し、
ハーレム生活を送っているとんでもないおっさんとされていましたが、
報道の熱が醒めると、ただ、千石氏を慕って集まってきた女性たちが
千石氏を中心に聖書の勉強をしていただけ、
ということがわかりました。
もちろん千石氏はスケベ親父ではありませんでした。

ということで、「おっちゃん」と呼ばれることは特に嫌ではなかったのですが、
何故そうなったんだろうという疑問は依然解けません。

当然、私もハーレム状態なんかではありませんでした。

社内はそんな具合で、ちゃんと仕事をしつつも妙なリラックスムードに包まれていました。

ただ、仕事は極めてハードな上、まるで時間が読めないため、
ストレスがたまるのでみんなでよく呑みにいきました。

おでん屋で飯食って、安いカラオケ屋に向かうのが、いつものコースで、
呑めない人間は呑まないのですが、呑む人間は底が抜けるまで呑んでいました。

特に会社を2000年に始めた時から一緒に仕事をしていた女性二人は、
お酒のギャル曽根みたいな方々でした。

店のワインを全部空けさせたことがあるくらいのつわもので、
次の日が仕事でも全然気にしません。

一人はわからなくなるとピグモンみたいになるのですが、
もう一人は腹を出して寝ていました。

杏ちゃんが放送で紹介した本と、その東南アジア編を借りて読んで、
二人を思い出しました。

女性だけで海外に出かける方々、
日本と違って場所によっては本格的に酔っ払うと危険を呼んでしまうことがありますから、
充分に注意した上で、楽しくお酒をいただいてくださいね。

    

                                          大倉眞一郎

BOOK BAR staff| 14:55 | カテゴリー:from 大倉眞一郎

2008年07月17日

アビーロードへ道

別にアビーロードスタジオで録音を!ということではなく、
どうやったら行き着けるかというつまらないけど、面白くなりそうな話です。

放送でも話しましたが、
ビートルズの最後のアルバムは録音順でいえば「アビーロード」です。
私は超ビートルズマニアで高校のころは、
ほとんどの曲をそらで歌えていました。
ですから、ロンドンに赴任した時にはいつかは行ってみようかな、
くらいには思っていましたが、
まさか自分がアビーロードスタジオの真向かいにある、
アルバムジャケットの右に写っている、
ネヴィルコートに住むことになるとは夢にも思っていませんでした。

まさにあの横断歩道の先が私の住んでいたフラットです。

といって、すごいことがあったかというとそうでもなく、
観光客が多く、みんなが横断歩道で記念写真を撮るので渋滞するし、
うるさいくらい。
一度日本のアーティストがビートルズが使ったスタジオでミックスダウンしているので、見に来ないかといわれて、「それじゃあ、まあ」とお邪魔したことがありますが、
これといった感動はありませんでした。

さて、アビーロードはロンドンに数箇所ありますから、
タクシーで行く場合はセント・ジョンズ・ウッドのと言ってください。

私は会社まで1年くらいは電車で通っていました。
セント・ジョンズ・ウッド駅からです。
この駅がイカス。名前もなんとなくいいんだけど、
駅自体がどことなくアールデコで、
エスカレーターで上がる時の照明器具の感じなんかしびれます。
写真はただの駅のホームですが柱の曲線とか、
単純なんだけど力強くて美しい駅名看板なんかどうですか。
アビーロードへはグローヴ・エンド・ロードをまっすぐ行けば2分で着きます。
観光客は皆そこを目指しますし、どえらく日本人が多いエリアですから、
わからなくなったら聞いてください。

100%行き着けます。

EMIスタジオの壁は数ヶ月に一回真っ白に塗り替えられます。
落書きで埋まってしまうからです。
一生の記念にと何か書いてきた方、あきらめてください。
とっくに消されています。

   

                                        大倉眞一郎

BOOK BAR staff| 01:40 | カテゴリー:

2008年07月17日

雑文

     

たまーに、思いついた事を、本のカバーの裏に書いている事があります。
後で見返して、「こんな事書いていたのか」と驚くときもあり。
下に紹介する文は、純文学をどう表現して良いのかと考えていた・・・
であろう文章。
彼の書く小説=純文学 と言う捉え方でしょう。
色々な種類の文を読む楽しさを抽象的に表したかったのでしょうが、
いまいちよくわからん比喩ばかりです。修行やりなおしです。
私の心の中に部屋があるとしたら、目の前には沢山のドアが並んでいる。
それが小説だとしよう。私は好きな時にドアを開いて、
好きな世界に入り、好きな時に自分の部屋に戻る。
それが私にとっての小説だとしよう。
ドアの向こうにはそれぞれの世界(想像出来ない世界)がありながら、
その景色は自分なりに解釈する事が出来、好きな様に想像する事が出来る。
つまりは、与えられたイマジネーションである、様な気がする。
沢山のドアを開け、未だ沢山のドアが私を待ち受けている。
その中に窓がある。それが彼の書く小説である。私は部屋から出る事は無く、
時には窓を開け、そこから吹き込む風を感じる。其処から見える景色を「覗く」
時に窓は閉まっている。
そういう時でも私は外を感じる。窓は時に曇ったり、
時に太陽が輝いてガラスが酷く反射する事もある。
私は時にくもった窓をぬぐったり、反射して見えないガラスの、
見る角度を変えたりもする。
又、そのままで良いと感じ、そのまま窓から見える景色を眺める事もある。
至極単純に言うと、彼の小説の場合窓があり(ドアではない)私が居る。
それが今の私の表せる、彼の小説について、である。
作者は読者にドアを与えてくれる。
読者はドアを開ける選択肢を持ち、
与えられた世界を想像・創造する自由を持つ。

その世界はどちらかが欠けては存在し得ない、とても曖昧で大切な、
精神的な世界の様な気がする。

                                                  杏

BOOK BAR staff| 01:33 | カテゴリー:from 杏

2008年07月16日

うだるような暑さ

さっき麻布十番商店街を通りがかったら、
杏ちゃんがCMに出演している
爽健美茶の2リットル入りのペットボトルを鷲掴みして
ガブ飲みしながら歩いている男性とすれ違いました。

滲んだ汗でTシャツの色が前掛け状態で濃くなっていたし、
もう、どうしようもないくらいに
のどが渇いていたんでしょうね(笑)
おつかれさまです。

何の気なしに使っていましたが、
「うだる」は「茹(ゆ)でる」→「茹だる」からきているのね。
やる気なくなるはずだ〜。

まあそうは言っても日本の暑さなんて、
ココとかと
比べるとまだまだなんでしょうね。

(番組スタッフ)

BOOK BAR staff| 05:59 | カテゴリー:

2008年07月13日

映画部・副部長

えー、ディレクターがどうも映画部部長のような感じになってきてますから、
私は副部長ということで。
ただ、俳優、映画出演の経験があるのは杏ちゃんだけなんですけどね。

実は私が大学生の時、黒澤明監督が「影武者」を撮るにあたり、
役者の一般公募をしました。
もう気合入りまくりで、妹に正面、右、左でバストアップの写真をとらせて
書類応募し、いつオーディションかと構えて待っていたのですが、
一通の封書で野望は粉々にされ、別の人生を歩むことになりました。
ちょっと逮捕者の写真ぽかったからかもしれません。
妙に断りの文章が丁寧だったのが印象に残っています。

以来、映画は見るだけで、
時間があれば映画館か試写室に通っています。

私も今年前半ベストテンをやろうかと思ったのですが、
それも芸がないし、3月末まで日本にいなかったこともあり、
年末にベストテンを発表させていただきます。

「BOOK BAR」なんですが映画部別働隊ということで。

                      大倉眞一郎

BOOK BAR staff| 14:37 | カテゴリー:映画部

2008年07月12日

ネックレス

12日の収録時に偶然、何の気無しにつけてきたネックレス。

大倉さんから「それ、スペインっぽくない?」と言われて始めて気がつきました。

そう、このネックレス、フィリピンに行った際に購入したのですが、

この色彩。そういえば(そういえば、と言うのも失礼ですが)フィリピンは、以前スペイン領でした。

幾つかの教会も巡り撮影もしたのですが、

どれも色彩が鮮やかで、驚きました。

スペインもフィリピンも、太陽が近い国。

どちらも鮮やかな色づかいがピッタリですね。


BOOK BAR staff| 18:06 | カテゴリー:from 杏

2008年07月12日

7月12日にオンエアした曲

1 VAGABOND WAYS /MARIANNE FAITHFUL
オールドスクールには、アラン・ドロンの映画
『あの胸にもういちど』のヒロインとしてお馴染み。
皮のジャンプスーツでバイクに跨る姿は最高にカッコよかった!
ルパン三世の峰不二子はこの映画の彼女がモチーフと言われています。
そんな粋な女が50代になり、ドラマティックでスキャンダラスだった
自らの人生を振り返るアルバムを発表。
貴族の娘として修道院で生活していた10代、
夫のいる身でいながらミック・ジャガーの恋人として脚光を浴びた20代、
ドラッグ中毒、自殺未遂と地獄を見た30代……。
そりゃ歌の深みも違ってくるというもの。
沁みます。

2 マドロス横丁 / 中山うり
昨年デビューした個性派シンガーソングライター。
歌だけでなくステージではアコーディオンとトランペットの
腕も披露。
高校時代に全日本吹奏楽コンクール金賞を受賞したそう。
音楽活動と並行して美容師の仕事しているのもユニーク。

3 ODOLAREN BOZA(血の声)/ KEPA JUNKERA
ケパ・フンケルはスペインとフランスの国境地帯にある
バスク地方の伝統楽器トリキティシャの名手。
トリキティシャはボタン式で蛇腹を押す時と引く時で
異なる音が出るダイアトニック・アコーディオン。
民族音楽の枠に収まらないケパの自由で革新的な演奏は、
海外でも評価が高い。
この曲ではケルトつながりで、アイルランドの楽器が
スパイスの役割を果たしている。

4 SANTA MARIA DA FEIRA / DEVENDRA BANHART
米西海岸アシッド・フォークの鬼才であり、
長髪に長い髭がトレードマークのファッション・アイコン。
最近では女優ナタリー・ポートマンとの恋の噂も……。
アメリカ生まれの、ベネズエラ育ち。
この曲はスペイン語で歌っています。
日本のファンは彼のことを“デヴェ様”と呼ぶ(笑)

5 GOLDEN SLUMBER~CARRY THAT WEIGHT / THE BEATLES 
ビートルズ最後の録音となったアルバム「アビイ・ロード」から。
ポールを中心に作業が行われたB面の大メドレーは、
当時、対立気味だったジョンもその完成度の高さを認めたほど。
4人がアビイ・ロードの横断歩道を渡るジャケット写真は、
レコード史上最も有名なもののひとつ。
ポール死亡説なんて出来事もありました。


6 COME INTO MY WORLD / KYLIE MINOGUE 
永遠のガール=カイリー、2002年のヒット。
乳がん治療から完全復帰し、現在はヨーロッパ・ツアー中。
華麗な衣装、壮大なセット、ハイテク照明、
そして大人数のコンテンポラリーダンサー……、
彼女のステージはマドンナに匹敵するほど完成度が高く、
エンターテイメント性に富んでいる。
熱烈な支持層であるゲイ・ピープルが
世界各地からツアーを組んで渡欧する気持ちもわかります。
はやく日本でも見たいものです。
なにしろ最後の日本公演は17年前ですからね〜。

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:SONG LIST

2008年07月12日

ゴールデンスランバー

◇◇大倉眞一郎セレクト◇◇
    

「ゴールデンスランバー」、
著者・伊坂幸太郎 新潮社
2008年本屋大賞受賞作。
首相暗殺の犯人に仕立て上げられた男の逃亡劇。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2008年07月12日

チリ・ペルー・ボリビア酒紀行

◇◇杏セレクト◇◇
    

「チリ・ペルー・ボリビア酒紀行」、
著者・江口まゆみ 小のもとこ 
アリアドネ企画・三修社
アンデスの山奥で、パタゴニアの港町で、
酒好きの女2人が高山病も言葉の壁もモノともせず
ただひたすら飲む、飲む、飲む、そして飲み干す!
2人のコンビでアジアやアフリカの紀行本も
出版されています。

BOOK BAR staff| 13:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2008年07月11日

2008年上半期映画ベスト5の続き

きのうの続きです。

BOOK BAR映画部所属JDの2008年上半期ベスト5、
第3位は映画愛に満ち満ち溢れた爆笑コメディ
『HOT FUZZ ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』です。
ゾンビマニアを狂喜させた前作『ショーン・オブ・ザ・デッド』の
3人組(監督+主演2人)による新作。

主人公のエンジェル巡査はあまりにも成績が優秀だったため、
上司から疎まれてロンドンからド田舎の村に左遷されてしまう。
が、そこで待ち受けていたのは不気味で残虐な事件だった……

英国本格派ミステリー、ハリウッドアクション大作、
日本の怪獣映画などなどありとあらゆるオマージュが
映画ファンを泣かせ、笑わせてくれます。
「いままで映画を見てきたのはこの映画を見るための予習だった」と
言い切る人もいるほど。
英国文化、英国人気質に詳しい人はさらに笑えます。
本国イギリスでは3週連続No.1だったにもかかわらず、
日本では未公開の予定だったのを、
前作の熱烈なファンの署名運動によって
上映にこぎつけたというストーリーも素敵です!
現在、渋谷公園通りのシネマGAGAで絶賛公開中!


第2位はがらっと趣を変えて恋愛映画です。
『パリ、恋人たちの2日間』
仏の人気女優ジュリー・デルピーが主演・監督・脚本・編集・作曲・制作と
NYUで学んだ才能を開花させた愛すべき小品です。
フランス人女性(デルピー)とその恋人であるアメリカ人男性が
過ごしたパリでの2日間の物語。
ユーモアを利かせたダイアローグが素晴らしい!
米仏間のカルチャーギャップと男女間のすれ違い、思い違い。
恋愛映画なのに人種差別問題、環境問題などの政治ネタが
頻繁に飛び出してきて、しかもそれが物語に深みを与えつつ、
爆笑の素にもなっているという多重構造の脚本。
お腹がよじれるほど笑いました。
そして最後の最後にほっこり幸せな気持ちにさせてくれる。
カンヌでの「デルピーは仏のウディ・アレンだ」の称賛に
大きくうなづいてしまいました。

恵比寿ガーデンシネマ、新宿ガーデンシネマで今月18日まで上映中。
パリのエトランジェ気分に浸りたいなら急げ!


そして上半期第1位はアン・リー監督が
日本占領下の上海で抗日活動をする女スパイを描いた
『ラスト、コーション』
中国の底力を見せつけられました。
残念ながら現在の日本ではこのレベルの作品を作ることは難しいでしょう。
とにかく主演女優のタン・ウェイが素晴らしい!!!
とても新人で初めての映画出演とは思えません。
完全に役になりきっています!
というか役に取り憑かれています。
彼女はこの映画のなかでいくつか異なる顔を演じているのですが、
すべて別人のように映ります。
きっと監督のアン・リーには相当追い込められたはず……。
トニー・レオンの凄味のある艶っぽさにも圧倒されます。
ぜひ彼の完璧な脚の組み方をご覧になってください。
一分の隙もないとはこのことです。
そのほかにも上海の租界地を再現したセット、
麻雀シーンの華麗なカメラワークなど、
この作品スタッフの徹底した仕事には驚かされるばかり!
ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞(グランプリ)受賞作品。

原作
ラスト、コーション 色・戒」(集英社文庫)
DVD
ラスト、コーション

ちょっと偏った傾向の5作品でしたが、
映画好きの方ならきっと楽しめるはず。


来週は『ゲゲゲの鬼太郎』の新作を見に行く予定。
この手の映画を観るときにはちょっとしたコツがあります。
それは子供に囲まれて観ること。
時間の許す方は平日の昼から午後がお薦めです。
子連れの親子で埋まっている劇場で童心に帰りましょう。
CGの出来がどうのとか細かいことは気にしません。
前作を見た時は大泉洋(ねずみ男)が出てきただけで、
子供は大喜びでした。
ねずみ男→爆笑、大泉洋→爆笑の連続です。
こっちまで楽しくなってきますよ!


(番組スタッフ JD)

BOOK BAR staff| 03:45 | カテゴリー:映画部

2008年07月10日

映画部もこっそり活動中……

先々週、杏ちゃんが紹介した小説「クライマーズ・ハイ」の
映画版が公開されました。
興行収入ランキングで堂々の第3位!
1位と2位は花男とインディー・ジョーンズですから、
これは大健闘といってよいでしょう。
試写で作品を見た大倉さんも見ごたえのある作品だったと
言っていました。

そんな大倉さんと一昨日、
京橋の映画美学校でばったり鉢合わせしました。
どちらも目的は試写会。
目当ての作品は別でしたが、大倉さんは別れ際に
「ここのトイレが好きなんだよ」と言いニッコリ。
さっそくぼくもチェックしてみることに……。

映画美学校が入っている片倉ビルは、
大正15年施工という由緒正しきビルヂング。
大倉さんの言葉通り、たいへんモダンで味のあるトイレでした。
どんなに周囲の再開発が進んでも、
こういう建物は残して欲しいものです。

さてさて、そんなわけでBOOK BARチームは、
大の本好きでもありますが、
映画も大好きな人間がそろっています。

2008年も後半戦に入ったということで、
ここでぼくの好きな映画〜2008年上半期ベスト5を紹介します。
(唐突ですが……笑)

まず第5位!
フランク・ダラボン監督の『ミスト』
原作はスティーブン・キングの中編。
カービー・マッコリーが編んだモダンホラーのアンソロジー、
闇の展覧会 霧」(ハヤカワ文庫)
に収録されています。
ダラボン監督×キング原作はこれが3本目。
前2作『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』の感動路線とは
まったくテイストの異なる作品に仕上がっています。
ダラボンの怪獣愛に満ちた演出もさることながら、
本当に怖いのは怪獣ではなく……というところが
この映画を凡百のホラームービーと一線を画したものにしている。
原作を超えたエンディングも見事でした。

続いて第4位は『イースタン・プロミス』!
大好きな監督クローネンバーグと
大好きな役者ヴィゴ・モーテンセンのコンビによる2作目。
舞台はロンドンに巣食うロシア系裏社会。
東ヨーロッパの人身売買問題を告発しながらも、
善悪含め癖のある登場人物の描写には余念がない。
ヒロイン役のナオミ・ワッツの熱演も素晴らしいが、
なんといっても全裸でアクション・シーンに挑む
ヴィゴのストイックさに痺れます。
ただ最後に味わうカタルシスという点では、
前作『ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス』に軍配があがる。

長々と書いてしまいました。
ベスト3の発表は明日。


(番組スタッフ JD)

BOOK BAR staff| 05:38 | カテゴリー:映画部

2008年07月08日

アニメ映画「パプリカ」を観ると

    

アニメ映画「パプリカ」を観ると、
ああ、アニメでしか出来ない事って、こういう事を言うのだ!!と改めて気付かされます。
生身の人間には出来ない動き、表情。

今度、コ・フェスタと言う映像事業のプロモーションのお仕事に携われそうです。

映画やアニメを観た数はまだまだ趣味の域を出得ませんが、
BOOKBARのお仕事を通して、今まで以上に沢山の本に出会えた様に、
このお仕事を通して、もっと沢山の作品と出会えたら良いなぁと思っています。

仕事を通して、自分も成長出来る。素敵なお仕事にめぐり合えているなぁと
最近常々思います。

出会えた人やお仕事に相応しい人物になれる様に日々精進しま〜す


                                    杏

BOOK BAR staff| 07:36 | カテゴリー:映画部

2008年07月07日

スペインが熱い!!!

勝者はまたしてもスペインでした。
サッカーのEURO2008の優勝につぐ快挙をスペインにもたらしたのは、
日に焼けた22歳の若者、ラファエル・ナダル。
ウィンブルドンの男子決勝で最長時間となる
4時間48分の死闘の末に、
“芝の王者“ロジャー・フェデラーの6連覇の夢を打ち砕き
初優勝の栄冠に輝きました。

どんな競技であれ、世界一を決定するゲームには、
人智を超えたドラマが待ち受けている。
ナダルが最終日のセンターコートに登場するのは、
今年で3度目。
3年目にしてようやく手にした栄光の優勝トロフィー!
しかし、目の前に立ちはだかった山は、
対戦者である王者の母国スイスが誇るアルプスの
山々の如く険しく高かった。
2度もチャンピオンシップ・ポイントを引き寄せながら、
タイブレークで失った第4セットが
その頂の高さを物語っている。
きっとあの瞬間、ほとんどの人はフェデラーの6連覇を
確信したのではないだろうか?

夏のヨーロッパの戦いはまだまだ続く。
こんどはツール・ド・フランスだ。
ここでもスペイン勢の活躍が見られるのか?
ランス・アームストロング引退後は2年連続でスペイン人が
栄光の黄色いジャージ=マイヨジョーヌの袖に手を通している。
ピレーネ山脈、そしてアルプスの山越えを支配するのは誰なのか?
そして凱旋門めがけシャンゼリセ通りをトップで駆け抜けるのは?

すっかりスペイン熱にやられている。
すぐにでも飛んでいきたいところだが、
なかなかそうもいかない。

ビルバオのグッゲンハイム美術館や、
サラゴサの水をテーマにした万博も気になるけど、
まずは本の世界でスペインを旅しよう。

AMAZONで検索して購入したのは
未知の国スペイン―バスク・カタルーニャ・ガリシアの歴史と文化
著・大泉陽一 原書房
BGMはバスクの伝統楽器奏者ケパ・フンケラで決まりだ!


(番組スタッフ JD)

BOOK BAR staff| 07:41 | カテゴリー:

2008年07月06日

ネパール連邦民主主義共和国

放送でもお話しましたが、
ネパールは王国から連邦民主主義共和国へと政体が変わりました。

実は正式名称はまだネパールのままですが、
大使館の方によると「今のところは」ということです。

英語でもいくつか言い方があるようで
「Nepal」
「Federal Republic of Nepal」
「Federal Democratic Republic of Nepal」・・・
といろいろ言われています。

ネパール王国に慣れていた私にはやや違和感がありますが、
大部分のネパール人はとても喜んでいます。

元国王であったギャネンドラ一家も王宮を出ました。


さて、それで万事めでたしかというと、
そんな単純なことはなく相変わらず政治家は権力闘争に明け暮れ、
先々どう変わっていくのかさっぱりわかりません。

現在のネパールは停滞感の中に沈んでいます。
ほとんどの若者は国を出たがっています。

現在は出稼ぎでアラブ諸国へ行く人がほとんどですが、
お金持ちアラブ諸国もインフレに悩まされ、
せっかくお金を稼ぎに行ったのに給料が安すぎる、
仕送りができないという状況も出てきているようです。


私が今年1月に1ヵ月滞在していた時は選挙前ということもあって、
ほとんど毎日どこの町でもあちこちで政治集会を見かけました。

一週間以上いたバクタプルという私がネパールで一番好きな町で、
ある日女性だけの大規模なデモが催されました。

延々と町中を練り歩き、最後は大きな広場で集会となりました。

「女性の権利を主張するデモ」と聞かされていたのですが、
昼飯の焼きそばを食べながら観察していると、
ひな壇に座っているのは男性が多く、明らかに選挙のための政治集会でした。

それでも女性の皆さん、老いも若きも正装して楽しそうだったので、
パチリパチリと写真を撮りました。

77.jpg

直近の状況はネパールの新聞のホームページで確認できますが、
まとまったことが知りたい方は下記の本が参考になると思います。


ネパール王制解体」小倉清子 NHKブックス

「Crisis of Identity in Nepal」 Prakash A. Raji Pilgrims Publishing

tilled earth」 Manjushree Thapa Penguin Books
(こちらは小説です。短編集で読みやすくネパールの今をうまく伝えてくれます)

                                  大倉眞一郎

BOOK BAR staff| 15:35 | カテゴリー:

2008年07月05日

7月5日にオンエアした曲

1 LOADED /PRIMAL SCREAM
彼らの最高傑作『スクリーマデリカ』より。
90年代に青春を過ごしたイギリス人にとって、この曲は自由の代名詞。
ストーン・ローゼス、ハッピーマンデーズと共に
マッドチェスター現象を彩った最重要バンド。


2 白虎野の娘 / 平沢進
ニューウェーヴ全盛期の80年代にP-MODELの中心人物として
脚光を浴び、近年はインタラクティヴな表現にこだわって
制作活動を行っている。
この曲は2006年にアニメ映画化された筒井康隆作品『パプリカ』の
オリジナルサウンドトラックに収録されている。


3 WE TRAVEL THE SPACEWAYS #1 / YANN TOMITA
徹底的にアナログ・スタイルにこだわって作られたフューチャーサウンド。
名盤『MUSIC FOR ASTRO AGE』より。
同アルバムには同じ曲の別テイク(#2)もあり、
こちらではカリブ海の島国トリニダード・トバゴのスティールパン隊を
フィーチャーしている。

4 CRUEL, CRAZY, BEAUTIFUL WORLD/ JOHNNY CLEGG & SAVUKA

ジョニー・クレッグはイギリス生まれの白人。
幼少期をローデシアやザンビアなどアフリカで過ごし、
南アフリカでバンドを結成。
まだアパルトヘイト政策が実施されていた圧制のもと、
メッセージ性の強い歌でネルソン・マンデラ氏の解放などに
尽力していた。

5 レッサム・フィリリ(traditional) 
ネパールでは誰もが口ずさめるという民族音楽。
大倉さんが現地で購入したCDより。


6 WORLD ON FIRE / SARAH MCLACHLAN 
カナダ出身のシンガーソングライター。
オーガニックなステージング、優美でいて雄弁でもある美声は、
北米エリアでは圧倒的な人気を得ている。
最後の来日公演は1998年。
そろそろ日本で歌声を聞かせて欲しいものです。


BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:SONG LIST

2008年07月05日

7月5日 

■■杏セレクト■■
    

「家族八景」
著者・筒井康隆 新潮社
テレパシー能力を授かった美少女・火田七瀬が活躍するシリーズ第1作。
一見平和で幸せそうに見える8つの家庭で七瀬が見てしまったものとは?


■■大倉眞一郎セレクト■■
    

「ネパールに生きる 揺れる王国の人びと」、
著者・八木澤高明 新泉社
反政府武装組織との内戦で揺れる王国の民衆の姿とは?
10年をかけ現地取材したフォト・ノンフィクション。

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO


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