番組審議会

林 和男 氏〔委員長〕

ぴあ(株)特別顧問Co-founder

番組検証の鋭さ、深さに定評。J-WAVEのスーパーアドバイザー的存在。

阿川 佐和子 氏〔委員〕

文筆家

「ああ言えばこう食う」(集英社)、「ウメ子」(小学館)等著書多数。第15回講談社エッセイ賞他受賞。雑誌、テレビ司会、CM等でも活躍中。
当審議会のムードメーカー。

奥貫 薫 氏〔委員〕

女優

CMやドラマで幅広く活躍中。女優としての光る感性に期待!

平野 啓一郎 氏〔委員〕

作家

1975 年、愛知県生まれ。京都大学法学部卒。同大在学中の1998 年、『日蝕』でデビュー。同作が第120 回芥川賞を受賞する。2009 年、『決壊』で平成20年度芸術選奨文部科学大臣賞、『ドーン』で第 19 回Bunkamura ドゥマゴ文学賞を受賞。

福岡 伸一 氏〔委員〕

青山学院大学理工学部 化学・生命科学科教授 分子生物学専攻

専門分野で論文を発表するかたわら、一般向け著作・翻訳も手がける。
分子生物学者としての鋭い視点で番組を検証

水野 学 氏〔委員〕

クリエイティブディレクター、good design comany代表、
慶應義塾大学特別招聘准教授

1998年good design company設立。ゼロからのブランドづくりをはじめ、ロゴ制作、商品企画、パッケージデザイン、インテリアデザイン、コンサルティングまでをトータルに手がける。主な著作に『「売る」から「売れる」へ』『センスは知識からはじまる』他。

佐藤 尚之 氏〔委員〕

株式会社ツナグ代表、株式会社4th代表、公益社団法人「助けあいジャパン」 代表
国際交流基金 理事、復興庁 政策参与

1961年、東京都生まれ。コミュニケーション・ディレクターとして多方面で活躍。著書には「明日の広告」「明日のコミュニケーション」など。
通称「さとなお」として活動している食や旅のエッセイも人気。

【3月開催・第280回番組審議会報告】

第280回番組審議会の概要は下記の通りです。

1. 日時

平成29年3月10日(金)10:00〜11:00

2.開催場所

株式会社J-WAVE33階 第1会議室

3.委員の出席

委員の総数:7名
出席委員数:6名
書面出席委員数:1名
出席委員:林和男 委員長 / 阿川佐和子 委員 / 奥貫薫 委員 / 佐藤尚之 委員 / 福岡伸一 委員 / 水野学 委員
書面出席委員:平野啓一郎 委員
局側出席者:代表取締役社長 中岡 壮生 / 代表取締役専務 宮本英延 / 編成局長 神田竜也 / 編成局制作部長 宇治啓之
事務局:事務局長 大谷恭代 / 事務局員 川上智美

4. 議題

『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』
(平成29年2月4日放送回)

5. 番組内容

毎週ナビゲーターと2人(2組)のゲストが、“多くの人が知っている、リスペクトされるミュージシャンやバンド=レジェンド”について対談形式で様々なトークを繰り広げています。
世代もジャンルも育ってきた環境も違う、時には全員初対面の3人(3組)が、レジェンドをテーマに繰り広げる音楽談義は、音楽評論家が語るアーティスト評とは一線を画し、ここでしか聴くことができない音楽への想いと新しい発見、そして化学反応を生み出していきます。
丸の内で、楽しみながら、ミュージシャンもリスナーも“学べる”セッション型の講義=「MUSICOLOGY」(音楽学)。

<今回の内容>※2月4日(土)放送回
1年前衝撃の解散発表から、ついに昨年末解散した国民的アイドル”SMAP”にフォーカス。SMAPを語るのは、数多くのヒット曲を手がけた作詞家の森浩美さんと、大のSMAP好きであり、楽曲も提供されたノーナリ-ブスの西寺郷太さん。
制作者側から見えてくるSMAPの魅力、制作秘話、ジャニーズファンとしての角度からもSMAPの魅力を紐解き、語り合っています。
「SHAKE」は草食男子のテーマだった?震災後に彼らが負ったものとは?
20年間、トップを走り続けてきた彼らについて、音楽の変遷を交えながらトークする1時間。

6. 議事内容

≪ 「放送番組基準」はこちら ≫

<<放送法に照らしてのご指摘・ご意見>>
放送法に照らしてのご指摘・ご意見はありませんでした。

委員の皆様からいただきましたご意見をご紹介します。

▽業界っぽくて、SMAPファン、J-POPファン向けの内容でした。音楽雑誌の対談を読んでいるような雰囲気で、ついて行けない人は拒絶反応がありそうですが、私は嫌いではなかったです。SMAPは、マイケル・ブレッカーやウィル・リーなど、これまでの日本のアイドルでは考えられないような超一流のジャズ、フュージョン系のミュージシャンをバックで起用したところが非常に画期的だったと思うので、その辺の話が出ないのが音楽番組的には不思議でした。

▽私が番組審議委員を担当させていただいてから、一番面白い番組でした。SMAPは私の年齢、環境などに大きく影響しているので、リスナーという立場で何回も聴いてしまうくらい面白かったです。3人の方の声が似ていて、誰がしゃべっているのか分からなくなるときがあったので、その辺りが改善できると良いと感じました。

▽今回のゲストは、SMAPの楽曲を手掛けられていた人達で、何となく全体に漂う雰囲気や声、しゃべり方などが業界臭くて、J-WAVEのトーンとギャップがあるような気がしました。

▽J-WAVEらしくないという気も多少しながら、番組のコンセプトは面白いと思いました。SMAPが他の人たちに影響力を持っているミュージシャンというレジェンドならば、他のミュージシャンにカバーされているとか、具体的に影響を与えた別の楽曲を入れることによって、その歌の魅力に違った意味が出てくると思います。もう一つ分析の仕方に広がりを持たせることができるのではという感じがしました。

▽意外と裏方とか業界の人たちが出てくる番組が最近減っていて、裏側に色々な人がいてレジェンドができているということが、音楽業界に憧れる若者たちの指針になって良いと感じました。分析的な番組は他でもできると思いますが、レジェンドを何かで支えた人たちが語っていくのは、割と聴きたいです。J-WAVEしかできない、やるべき番組の一つかと思います。

▽最近の若者が求める「何事もなくきれいに終わる物語」と同じ構想をこの番組でも感じ取りました。批評性や嫌なものをなかったことにして、良かったね、という物語がどんどん出てきて、それが受け入れられるようになっているということに、何となく私は危惧を感じます。美しいレジェンドとしての語られ方ももちろんあっていいのですが、J-WAVEとしてはもう少し批評性があっていいのではと思います。

▽ゲストがあまりに応援団になり過ぎても良くないと思いながらも、54分の番組の中で密度を高めていくためには、同じ方向を見ている人たちで裏の裏まで掘り尽していく方が番組的には面白いのではないかと私は聴いていました。
レジェンドとゲストのマッチングが面白くてこの番組の効果になっていくと思いますし、当事者じゃないと話せない内容によって、番組が面白くなっていく部分が強くありました。また、この番組でグローバーの良さがすごく出ていて、うまく起用されているのではと感じました。

【2月開催・第279回番組審議会報告】

第279回番組審議会の概要は下記の通りです。

1. 日時

平成29年2月10日(金)10:00〜11:00

2.開催場所

株式会社J-WAVE33階 第1会議室

3.委員の出席

委員の総数:7名
出席委員数:5名
書面出席委員数:2名
出席委員:林和男 委員長 / 阿川佐和子 委員 / 佐藤尚之 委員 / 平野啓一郎 委員 / 水野学 委員
書面出席委員:奥貫薫 委員 / 福岡伸一 委員
局側出席者:代表取締役社長 中岡 壮生 / 代表取締役専務 宮本英延 / 編成局長 神田竜也 / 編成局制作部長 宇治啓之
事務局:事務局長 大谷恭代 / 事務局員 川上智美

4. 議題

『SUNDAY SESSIONS』
(平成29年1月22日放送回)

5. 番組内容

2017年1月からの新番組「SUNDAY SESSIONS」
日曜日の23時にお送りするのは、
#テレビでは観れない、#ネットではググれない、#ラジオ(J-WAVE)だから出会える、#ネットでググられる、#月毎の限定企画
そんな#を思わず付けたくなる、そして、聴いた内容を思わずシェアしたくなるここでしか聴けない、J-WAVEならではのセッション。テレビやラジオでもほぼお目見えしない超人気ミュージシャン、一流のスポーツ選手、話題の俳優などをフォーカスし、他では言わない本音と、他では見せない素顔をお届していきます。
1月の放送は藤田琢巳をナビゲーター、インタビュアーに迎え、メディア露出が極端に少ないにも関わらず、確かな音楽性とバンドの魅力で若者を中心に国内外で高い人気を誇るモンスターバンド「ONE OK ROCK」のフロントマンTakaを迎え、「ONE OK ROCK」はもちろん、彼自身の魅力にも迫ります。
1月22日の放送では、バンドのフロントマンの“ひとりの人間としての気持ち”が垣間見えるTakaへのインタビューと、同時に彼と古くから親交があるという俳優 佐藤健さんへのインタビューも合わせて紹介しました。
それぞれ違う領域で活動しながらも、長い時間をともに過ごしてきたという二人の夢に向かう中での想いにフォーカスしました。

6. 議事内容

≪ 「放送番組基準」はこちら ≫

<<放送法に照らしてのご指摘・ご意見>>
放送法に照らしてのご指摘・ご意見はありませんでした。

委員の皆様からいただきましたご意見をご紹介します。

▽聞き終える頃には、ファンのような気分になっていたのが不思議です。ナビゲーターが藤田さんだからと出演したり、心を割って話をしてくれるアーティストも多いのではないでしょうか。リスナーもそのアーティストを好きになっていくという、いい効果が生まれている気がします。佐藤健さんは丁寧に言葉を選んでいる様子に好感が持てました。

▽「今後かなえたい夢よりも、かなえてきた夢の方が圧倒的に多い」「充実した人生」「なににもかえられないすばらしいこんな経験をひとりの人生の中でできるだろうか」といった全能感に満ち満ちた言葉をあっさり語れてしまう29歳の若者にただただ驚かされました。ナビゲーターの方も、突っ込みどころがなくてちょっと困っていたようにも聞こえました。それからone ok rock で、one o'clock と読ませるのは英語圏ではまず不可能でしょう。

▽彼は彼なりに努力してきたわけで、それが若いうちに公共の場で語られるというのは、若いリスナーにとっても、すごくいいのではないかと楽しく聴いていました。ただ、佐藤健さんが「とっても」という言葉を多用して、彼の物差しで測っていることを話していたのが気になりました。

▽29歳の若者が、もう人生分かっている、大体苦労をしてきた、今の若者に教えてやりたいという立場になっているということに疑問を感じました。インタビュアーの藤田さんのほうが少し年上だと思うのですが、全面的にファンで、仲がいいというところから始まって進んでいくので、もう少し引いたほうが聴いているリスナーが置いていかれないのではないかという気がしました。

▽ネット時代とかradiko時代の番組としては一つの解だと、割と絶賛です。シェアラジオとか、タイムフリー聴取をしてもらうために、よりマニアックか、より一般的かの二極化していくことが東京のFM局の方向性なのではと思っている部分があったので、ONE OK ROCKのファンたちがシェアラジオしてSNSで広がっていくような番組作りを意識してなのだろうと思いました。

▽インタビュアーとインタビューされる側が近過ぎて、気持ち悪さがありました。コアなファンであればあるほどコアな疑問があると思うのです。実はコアファンが聴いても、あまりいいインタビューではないのではと感じました。それから、本当にコアファン向けに番組を作っていくのなら、ONE OK ROCKの曲をかけるときにエピソードが引っかかっていると、曲が流れる必然がある気がします。

▽インタビュアーは本当のお友達だからこそ聞き出せる特殊な立場にいると思いますが、やや仲間内感覚になってしまっていると感じます。それから前半がTakaで、後半が佐藤健という2つのインタビューが平坦に感じました。例えば2人でしゃべり合うなどがあってもいい気もします。また、連続番組の4回目なわけですが、1回目から3回目の流れのことは触れられてなく、そこにも平坦さを感じました。

【12月開催・第278回番組審議会報告】

第278回番組審議会の概要は下記の通りです。

1. 日時

平成28年12月9日(金)10:00〜11:00

2.開催場所

株式会社J-WAVE33階 第1会議室

3.委員の出席

委員の総数:7名
出席委員数:7名
出席委員:林和男 委員長 / 阿川佐和子 委員 / 奥貫薫 委員 / 佐藤尚之 委員 / 平野啓一郎 委員 / 福岡伸一 委員 / 水野学 委員
局側出席者:代表取締役社長 中岡壮生 / 代表取締役専務 宮本英延 / 編成局長 久保野永靖 / 編成局制作部長 渡辺岳史
事務局:事務局長 大谷恭代 / 事務局員 川上智美

4. 議題

『ORIENTAL MUSIC SHOW』 (平成28年11月4日放送回)

5. 番組内容

中東、南アジア音楽の専門番組。インターネットでも出会えない音楽情報を!
秋改編で金曜日の深夜に登場した「DEEP CASTゾーン」タイムフリーを見据えたプログラムです。
「日本人で中東、南アジアの音楽を語らせたら右に出る人はいない」と言われるほどの知識量を誇るサラーム海上氏による、中東及び南アジアの音楽のみで構成される30分。
毎週1つの国(もしくは地域)やテーマに絞って音楽を特集します。
単なる音楽の紹介だけに留まらず、紹介する音楽を通じてテレビのニュースやインターネットでは拾うことが難しい、その国(もしくは地域)の政治情勢、人々の暮らし等、リアルな情報を、サラーム海上自身が彼の地に赴き感じたことを交えてリスナーに伝えています。
今までは10月〜レバノン、トルコ、エジプト、インド、アルジェリア、パレスチナなどの良質なポップスを中心にオンエアしてきましたが、11月4日は耳の肥えたMUSIC LOVERのアンテナにも必ず引っ掛かるような中東の最新音楽を厳選してオンエア。タイムフリーで毎週チェックして頂けるような番組を目指しています。

6. 議事内容

≪ 「放送番組基準」はこちら ≫

<<放送法に照らしてのご指摘・ご意見>>
放送法に照らしてのご指摘・ご意見はありませんでした。

委員の皆様からいただきましたご意見をご紹介します。

▽こういった方向の音楽ってほとんど聴くチャンスがなく、解説を付けていただいたりすることもないので、すごく面白かったです。サラーム海上さんが、ある意味ではとてもスタンダードな解説の仕方で、かえって今のJ-WAVE全体のナビゲーターの中では新鮮で好感を持ちました。世界の音楽にこういう視点から見るチャンスがあるということを再発見させられて、刺激になりました。また、J-WAVEが音楽チャンネルという意識でスタートして、どんどんトークチャンネルになっているという記憶が強くなっていた中で、改めてこの番組は音楽が主役で、解説者は一歩下がったところで静かに面白そうに語るというバランスの番組作りが、新鮮に感じました。

▽J-WAVEでは、こういう番組、音楽を本当に聴きたかったです。サラームさんは、どうやってこの音源を見つけてくるのだろうというのは、とても興味深かったですし、今回、イスラエルも含めてどれもかっこ良く・・・違うタイミングで他の回が聴きたいと思うぐらい好きでした。

▽とても面白かったです。説明も分かりやすかったし、声も明るくて明瞭で、選曲もすごく良かったし、毎週聴きたいと思いました。1時間番組にしてもいいと思うくらいでした。中東のイメージがすごくステレオタイプだと思うので、こういう音楽シーンから入ると、別の場面で中東情勢などのニュースを見るときに、想像力が全然違ったものになると思うので、そういう意味でもすごく重要な番組かという感じがしました。

▽いい番組だと思って聴いていました。郷ひろみとかノラ・ジョーンズとか、入っていて、身近になるのが良かったと思います。ただ、サイトに曲が載っていなかったので、もう1回聴きたいというときに、探せないのが残念でした。それから、中東に出会うって若者にとっても貴重な機会で、音楽から入るって素晴らしいと思うのですが、そのときにもう少し、場所がこの辺にあるとかエピソードがあると、より好奇心が増えると思いました。

▽聴きやすさと内容が両方とも素晴らしく、ミックスされていると感じました。
タイムフリーを見据えたプログラムのようですが、この時間に起きている人にとっては、少し盛り上がりに欠けると思いましたが、本当に言う必要もない程度の話でした。

▽曲が中心の素晴らしい番組だと思いますが、一つ引っ掛かったのは、「オリエンタル」ということです。「オリエンタル」っていうのは、ローマから見て日の昇るところよりもさらに向こうの辺境地を一緒くたにしている概念です。ここであるレバノン、トルコ、エジプト、インド、アルジェリア、パレスチナなどは、「オリエンタル」なのか。若干問題かもしれないと感じました。細かいことを言うと、最初の曲の紹介のところに、難民にフォーカスした作品と紹介していましたが、それが何をどうフォーカスしているのかなど、ヒントに欠けるところがあったかと思いました。

▽サラーム海上さんは風物とか、文化、料理もお詳しいようですが、そういう引き出しをたくさん出せば、この番組が60分ぐらいの、音楽だけじゃないもっと面白い世界が広がるだろうと思います。逆に30分なので、そういった要素を排して音楽だけにもってきているところに意味があると思います。また、金曜日の夜に登場した30分番組が連続して続く編成のコンセプトは、私は素晴らしいと思っていて、ディープであり、オタクであり、ニッチであり、そういったものに日を当てることの意義はすごく大きいと思いますし、局全体の幅が広がっていくのと感じました。

【11月開催・第277回番組審議会報告】

第277回番組審議会の概要は下記の通りです。

1. 日時

平成28年11月11日(金)10:00〜11:00

2.開催場所

株式会社J-WAVE33階 第1会議室

3.委員の出席

委員の総数:7名
出席委員数:4名
書面出席委員数:1名
出席委員:林和男 委員長 / 阿川佐和子 委員 / 平野啓一郎 委員 / 水野学 委員
書面出席委員:奥貫薫 委員
局側出席者:代表取締役社長 中岡壮生 / 代表取締役専務 宮本英延 / 編成局長 久保野永靖 / 編成局制作部長 渡辺岳史
事務局:事務局長 大谷恭代 / 事務局員 川上智美

4. 議題

『SONAR MUSIC』 (平成28年10月19日放送回)

5. 番組内容

いま聴くべき音楽をいち早くキャッチせよ!
日々生まれるフレッシュな音楽をキャッチし、リスナーへ届ける。
そんな好感度なSONAR(= Sound navigation and ranging )を持つのが この番組「SONAR MUSIC」。 現場でしか体感できない臨場感あるサウンド、 インターネットでもたどり着かない最新の音楽や独自のミュージックチャート、 音楽の裏側から聞こえる生の声を元に、今聞くべきフレッシュな音楽を発掘していきます。
『いま聴くべき音楽』をキーワードに新しいアーティストを中心に様々なジャンルをいち早くお届けする【SONAR MUSIC】。番組では上記コンセプトが根底にありながらも、それぞれの曜日でカラーのある選曲で、どの日を聴いても新しい音楽との出会いを提供しております。また、大学生のアンケートを元に、いま聴かれている曲や大学生バンドを紹介する【SONAR TO THE NEXT】も実施。
高校生、大学生を中心としたU-25をメインターゲットとした新感覚ミュージックプログラムです。
2016年10月19日に放送した藤田琢己/Licaxxxがナビゲートする回では、【MUSIC×TOKYO】と銘打って、今東京で聴くべき音楽をレコードショップ各店より推薦頂くなど、話題のシティポップというジャンルを番組視点で紹介しました。また、ゲストとして番組が強く推薦する女性3ピースバンドのThe PeggiesのスタジオLIVEをおおくり出来たのは、最新の音楽を届ける番組の姿勢をよく表したアプローチだと自負しております。

6. 議事内容

≪ 「放送番組基準」はこちら ≫

<<放送法に照らしてのご指摘・ご意見>>
放送法に照らしてのご指摘・ご意見はありませんでした。

委員の皆様からいただきましたご意見をご紹介します。

▽リスナーとラジオとの相互作用がすごくうまくいってる番組だと思いました。若い人の音楽のプラットフォームになりそうなノリがあって、若い音楽に興味がある人たちをつかむ意図の番組としてはいいんじゃないかと感じました。全体的に楽しみました。

▽最初から最後まで若者の専門用語が分からない事だらけだったけれど、こういう世界があるんだという感じが伝わってきて、私のような世代がちょっと調べたくなるような、ピカッと光る人を紹介されているなというドキドキがありました。
東大にもこういう音楽作っている人がいるんだ、というだけではなく、次は自分だというような、別の意味が含まれてくるんじゃないかなと思いました。

▽今回は言うことがないなと思っていたんです。藤田さんが、程よく親しみやすいしゃべり方、伝え方で、落ち着いている感じがして好感を持ちました。
なぜ東大なのかなというのは気になりました。東大であることの面白さとか意味がもっと明確に伝わると、より番組が意図していることが伝わるのかなというふうに感じました。

▽ところどころ楽しく拝聴しましたが、紹介される音源のクオリティによって、番組の印象がずいぶん違ってくるような気がしました。U-25向けの番組としては、Twitterやinstagram のフォロワー数が少ないことが淋しく、番組の浸透にはまだ少し時間がかかりそうでしょうか。実際にJ-WAVEを聴いているU-25リスナーが求めている音楽性が、本当にこの方向なのかということも検証してみる必要があるのかとも思いました。

▽番組そのものは大学生が中心なイメージがしましたが、実際に自分たちでバンドをやって音楽に参加していくというのは、中学生ぐらいから始まると思うんです。ですので、高校生ぐらいも意識した取り組みが要るんじゃないかなと思いました。
藤田琢己さんの口癖で「ちなみに」という言葉が何回か出てきて、ちょっと違和感がありました。Licaxxxさんの存在についての説明が、少しあってもいいかなという感じがしました。

【10月開催・第276回番組審議会報告】

第276回番組審議会の概要は下記の通りです。

1. 日時

平成28年10月14日(金)10:00〜11:00

2.開催場所

株式会社J-WAVE33階 第1会議室

3.委員の出席

委員の総数:7名
出席委員数:5名
書面出席委員数:2名
出席委員:林和男 委員長 / 奥貫薫 委員 / 佐藤尚之 委員 / 平野啓一郎 委員 / 福岡伸一 委員
書面出席委員:阿川佐和子 委員 / 水野学 委員
局側出席者:代表取締役専務 宮本英延 / 編成局長 久保野永靖 / 編成局制作部長 渡辺岳史
事務局:事務局長 大谷恭代 / 事務局員 川上智美

4. 議題

『American Airlines MUSIC FLIGHT』 (平成28年9月10日放送回)

5. 番組内容

北米・中南米にフォーカスした、「旅」と「音楽」の番組。
JAZZ、ROCK、BLUES、PUNK、R&B、HIP-HOP、HOUSE、COUNTRY、LATIN..これらの音楽ジャンルは、北米、中南米という大きな「アメリカ」の歴史の中で、文化が融合し発展してきました。
本番組はそんな音楽文化と、音楽が生まれた土地にフォーカスしていきます。
さらに、ジェットセッターが「旅」について語るコラムコーナーや、世界的に活躍するDJ&ラジオプレゼンター/ジャイルス・ピーターソンが毎週のテーマに合わせた選曲などで演出する音楽番組です。
メインナビゲーター・サッシャが毎回ゲストを迎え、アメリカ各地へ音楽の旅に出発。これまでにはジャマイカへ「レゲエミュージック」、シカゴへ「ハウスミュージック」、キューバへ「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の歴史や魅力を掘り下げてきました。
今回お聴きいただくのは、9月10日に放送した「ジャズ」をテーマにピックアップした、「ニューヨーク」への旅です。
ニューヨーク/ブルックリンを拠点に活躍するジャズトランぺッター、黒田卓也さんをゲストにお迎えし、継承されるジャズスピリット、そして、最先端のトレンドにふれながら、現在進行系のNYジャズシーンをご案内しました。
そして、ジェットセッターによる旅コラムコーナー<My JET Story>では、写真家の若木信吾(わかぎしんご)さんにお話を伺いました。
選曲やトーク部分だけでなく、旅のリアリティを演出するためにこだわって制作したオープニングテーマやジングルなども聴き所です。
どうぞ、J-WAVEから始まる音楽の旅をお楽しみください。

6. 議事内容

≪ 「放送番組基準」はこちら ≫

<<放送法に照らしてのご指摘・ご意見>>
放送法に照らしてのご指摘・ご意見はありませんでした。

委員の皆様からいただきましたご意見をご紹介します。

▽サッシャさんは変わらず安定感と確実性と勢いがあって、頼もしく思います。なんのケチつけるところも見当たりません。ゲストの黒田トランペッター氏のお話は、三回、聴いたのですけれど、何度聴いても面白いって、どういうことでしょう。
ニュースクールの優等生、かたや、スタートは大変な劣等生の対極の話は、それだけでニューヨークのジャズの世界を表裏から覗いたようで、個人的には特した気分です。 トランペットジャズを、もっと聴きたくなったし、番組に流れていた曲の一つ一つも、トークと連携していて、素晴らしかったです。

▽この番組内で語られた「アメリカってそれが正義」と言うのは、本当に全員がそうなのか、疑問に思いました。○○は○○だ。と語るときは、事実であるかどうかを精査する必要があると思います。マイジェットストーリーというコーナーは、どう受け止めればいいのか、悩みました。「あちこちを短時間で移動しました」以上。という内容に感じたので、これはコーナーとして成立しているのだろうかと、驚きました。

▽旅番組って、やっぱり今、自分が行くことができない場所に連れていってもらえるということを、あらためて思いました。黒田さんは描写力のあるおしゃべりをされる方で、とても面白く、興味深く聴くことができました。音楽も旅情感があって、とても良かったと思います。それに比べると、若木さんのコーナーが、1回分を聴いたところだと、あちこち移動したっていうだけで終わってしまって、期待していただけに少し残念でした。

▽土曜日の時間にぴったりのいい番組だなと思いましたが、全体的にステレオタイプのアメリカへの憧れみたいな感じが感じられて、今の20代に対して、ちゃんと刺さっているのかどうかと感じました。作り手側が少し甘えてるところはないのかと思いました。
黒田さんの原点、なぜニューヨークなのかとか、前段階をもうちょっと話してもらうだけでも違ったのかもしれないです。『MY JET STORY』が中途半端に無理やり入ってる感じがしました。多分短過ぎる。そこら辺は改善してもいいかなと思いました。

▽2000年以降の結構ジャズのコアな話をしていたので、どれぐらいみんながついてこれるのかなというのは、世代の問題とまた別に感じました。最後、延々ずっとナレーションが続いてるところが、多分、さっぱり分かんなくて聴いてる人も結構いるだろうなと思いましたが、すごくいい番組だと思いました。

▽ステレオタイプな日本とアメリカ、東京とニューヨークとの文化対比みたいなものがあって、実際その黒田さんが何者なのかは、いまひとつ分かりづらかったかなというふうに私は思いました。それから、若木さんの話が、コマーシャルなのかどうかっていうのを、ちょっと私も疑問に思いました。あと、この最後の英語の部分で、せっかくニューヨークの話をしてるのに、彼の英語は完全にブリティッシュ英語です。

▽サッシャの持ち味が何にも出てないというように私には聞こえるんです。彼も音楽のこと詳しいわけだから、そのことに入り込んでもいいような気がします。サッシャの扱いがどうなのかなっていう気がしたのが最初です。ジェットセッターのところは、4回連続でやるんだったら、その4回のうちの1回目、2回目って、何かコメントを入れると思うんです。タイアップみたいに聞こえ過ぎるということも含めて、このコーナーもやっぱりもう少し改善してほしいなという気がしました。

【9月開催・第275回番組審議会報告】

第275回番組審議会の概要は下記の通りです。

1. 日時

平成28年9月9日(金)10:00〜11:00

2.開催場所

株式会社J-WAVE33階 第1会議室

3.委員の出席

委員の総数:7名
出席委員数:5名
出席委員:林和男 委員長 / 奥貫薫 委員 / 佐藤尚之 委員 / 平野啓一郎 委員 / 水野学 委員
局側出席者:代表取締役社長 中岡壮生 / 代表取締役専務 宮本英延 / 編成局長 久保野永靖 / 編成局制作部長 渡辺岳史
事務局:事務局長 大谷恭代 / 事務局員 川上智美

4. 議題

『SOUND GARAGE UNIVERSE』 (平成28年8月19日放送回)

5. 番組内容

実力派のミュージシャンが、毎回のテーマにあわせ、音楽を語りあうミュージシャン目線の音楽番組。
9mm Parabellum Bulletでボーカルとギターを担当する菅原卓郎と、Gacharic Spinでベースを担当するFチョッパー KOGA。それぞれに異なる個性のバンドで活動する二人が、「ミュージシャン」という共通のスタンスから、音楽について語り合う、音楽のたまり場的世界観でお届けする生放送のプログラムです。
毎回のテーマにあわせ、そのジャンルのエキスパートや、造詣が深いミュージシャンをゲストに迎えたり、コメントをいただいたり、ナビゲーターの二人を刺激しながら、番組は進行します。
これまでのテーマは、「ソロがすごい曲」「特徴的なイントロの曲」「アニソン特集」「雨の日に聴きたい曲」「楽器へのこだわり(ギター編)」「女性ボーカルの魅力」など、多岐にわたります。
今回聴いていただくのは、8月19日に放送しました「エフェクター・ユニバース」と題し、野村義男さんをゲストに迎え、「エフェクター」をテーマにその役割と魅力を中心に展開。楽器を演奏しない人にはあまり縁のない「エフェクター」について興味を深めてもらえれば。
また、毎月替わりでミュージシャンが、自身の音楽の原点やこれまでの人生をアコースティックギターの弾き語りとともに振り返る、MARTIN GUITAR SOUND HOLE UNIVERSE のコーナーには、森山直太朗が登場。エフェクターによる音作りとは真逆ともいえるコントラストもあわせてお聴きください。

6. 議事内容

≪ 「放送番組基準」はこちら ≫

<<放送法に照らしてのご指摘・ご意見>>
放送法に照らしてのご指摘・ご意見はありませんでした。

委員の皆様からいただきましたご意見をご紹介します。

▽こういう番組があってもいいとは感じました。ただ、音楽に疎い私にとってはほとんど何を話しているかも、どんな内容なのかも分からないと言って過言ではない内容でした。そういうリスナーにとっては全く興味のない番組なんじゃないかと、もう少しケアがあってもいいと感じました。出演者に1人、分からない人がいたら良かった気がします。

▽面白い番組でした。私はギターを弾きませんし、エフェクターも知らないのですけど、話している人が好きで好きでたまらないっていう姿を出してくれることによって、そんな好きっていうことは相当面白いのだろうと感じました。
金曜日の22時という割といい時間帯に、超マニアックを持ってくる感じは、もっと音楽を大好きになって楽しもうよという強いアピールを感じました。音楽の入り口にいる人たちが一歩踏み込めるきっかけを、とても上手につくっていると思いましたし、他の週も聴いてみたいというふうに思いました。
マニアックな中にも「みんな、検索して見て。」とかちょっとしたケアがあると、我々の興味・関心がもう2〜3歩先にいったかなと思います。スマホを活用してほしいと思いました。

▽昔ながらの深夜放送の良さがJ-WAVEらしくアレンジされていて、とても楽しく聴かせていただきました。ゲストの野村さんの印象が強烈でしたが、さすがでした。野村さんはお話も上手で、エフェクターとか楽器そのものが分からなくても楽しめる内容だったんじゃないかと、とても思いました。9mmの菅原君がこんなに話ができる人だったとは、ビジュアルとかからは想像してなかったので意外でした。それから、リスナーが自分のアレンジを投稿するのが、昔のはがきのネタみたいな感じで、面白い企画だと思いました。

▽本人たちが好きで夢中になってしゃべっているノリが生かされているのは、すごくいいと思いました。出演者が3人ともミュージシャンだから、分かっていることとして飛ばしてしまう話が出てくるので、やっぱり1人は全く何も知らない人を入れて、そもそもエフェクターって何ですかっていう話から、音がこういうふうに変わっていくのですと、それを後半ではなく最初にやったほうが良かったかとは思いました。番組の熱度に関してはすごく面白いと思いました。
それよりも、全体の構成が気になりました。「SOUND HOLE UNIVERSE」のコーナーでガクッと違う話になって、流れが途切れて全然違う番組という感じがしました。

▽この番組を聴いているリスナーの方々は、J-WAEが掲げている『U25』の中でも特に音楽が好きで、自分でも演奏もする人たちなのだろうと思うと、ナビゲーター、ゲスト、リスナーの輪のような一体感がすごく気持ちよく、全ての物事がハッピーに進んでいるのではないかという気がして、とても興味深かったです。
「イカ天」つまり『いかすバンド天国』を思い出しました。リスナーが参加して、自分たちで楽しむ、こういう番組はなくてはいけないのではないかという感じがしました。メディアにリスナーが参加してくるような、頭角づくりの一端を伺わせるような番組でした。