ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2024/04/06
GUEST
中村憲剛
DESTINATION
Fiji

南国フィジーで大パニック!?

元サッカー日本代表の中村憲剛さん。“SAMURAI BLUE”の一員として、世界を驚かせる戦いをしてきました。日本代表時代の裏話や、海外遠征先での過ごし方など、今だから話せる現役時代のお話、さらに、結婚式を挙げたフィジーの思い出などを伺います。

今週のPODCASTを聴く

MEMORIES

2010年W杯南アフリカ大会で印象深いのは、なにより南アフリカの楽器ブブゼラの音。プレッシャーを感じる以前に「ベンチの横の選手との会話もままならないぐらい音がうるさすぎて逆に集中できてたなと(笑)」。前年のブラジルでの試合の方が、スタジアム一杯に埋まったブラジル代表を応援する5〜6万人の観客の圧を感じて凄かったのだとか。
25歳になる年に結婚式を挙げたフィジーは思い出の国。そのときが初の海外旅行でもあり、海もきれいで人もあたたかく、「楽しい記憶しかない」。先に夫婦二人で現地に行き、そのあと家族が合流。式の当日は天気も良く、異国で家族だけを集めて結婚式をしている自分にふと、「あ、Jリーガーっぽい…」と思ったそうです。
じつはカナヅチな中村さん。まったく泳げないにもかかわらずフィジーの開放感からシュノーケリングに挑戦。心配する奥様と一緒に装備を着け、いざ海へ。信じられないほど美しい光景についつい進み、気付けば砂浜が遠くパニック! 慌てて全力で慣れないクロールをするとエサ袋の口が解け、追いかける魚たち。奥様曰く「とってもキレイだった」。
初の海外試合はインドのバンガロール。スタジアムが停電したり犬がグラウンドに入ってきたり、後にも先にもない経験をしながら代表初ゴールも決めた中村さん。得意のミドルシュートで、インパクトの瞬間を足が覚えているほど会心の一撃だったそうです。また、当時はチーム専属シェフの帯同がなく、現地のホテルで人生初の緑色のカレーを食べたという思い出も。

PLAYLIST

  • Wavin' Flag (Coca-Cola Celebration Mix) / K'NAAN
  • Eanie Meany / Jim Noir
  • Three Lions (Football's Coming Home) / Baddiel, Skinner & The Lightning Seeds
  • moderato / NH&K TRIO
  • Walk Walk / Yael Naim

GUEST

中村憲剛

1980年10月31日生まれ。東京都出身。中央大学卒業後、2003年に川崎フロンターレに加入し、同年Jリーグ初出場。以降、現役生活18年をすべて川崎で過ごし、Jリーグ通算546試合出場83得点を記録。司令塔として3度のJ1優勝に貢献し、Jリーグベストイレブンに8度選出、2016年にはJリーグ最優秀選手賞を受賞した。日本代表では68試合出場6得点。2010年ワールドカップ南アフリカ大会出場。2020年限りで現役を引退後、サッカー指導や解説業など多分野で活躍をしている。

MESSAGE

空港ラウンジや機内など、ANAと過ごしていただく空間で体験できる香り「ANAオリジナルアロマオイル」と「エアミスト」をセットにして毎月5名様にプレゼント!〈プレゼント希望〉と明記してご応募ください。
プレゼントの応募・感想はこちら

NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.05.25
GUEST
落合務
DESTINATION
Italy
日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。