ユニークな経歴を持つ小説家、新川さんの旅の視点とは？
第19回『このミステリーがすごい！』大賞を受賞し、2021年『元彼の遺言状』でデビューした小説家の新川帆立さん。新川さんが昨年まで過ごした街、アメリカ・シカゴ、さらには、イタリア・ローマ、フランス・パリやオーストリア・ウィーンなど、ご自身のこれまでの仕事から生まれた「視点」や「発想力」を持って旅した海外の思い出、伺います。
MEMORIES
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- 100年レベルの古い摩天楼のような建物がたくさんあるシカゴの街のおすすめは、建築を巡るシカゴ川クルーズ。少し低い川から見る街並みは、また違った景色で素敵なのだとか。
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- 聖地巡礼のような感じで3回乗ったという、寝台特急のカレドニアンスリーパー。アガサ・クリスティ「オリエント急行の殺人」のような旅もののミステリーが大好きという新川さん。実際のものにはもう乗れなくても、同じようなイギリスの寝台列車に乗り妄想するのも楽しいのだとか。
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- 今の日本の法律の元を辿ると、行き着くのは古代ローマの法律。遺跡など、歴史が身近に感じられるローマは、法律家としての聖地巡礼としても魅力的な街。
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- パリのオペラ座バスティーユで、人生初のオペラを観た新川さん。バスティーユのオペラは特に前衛的な演出が特徴。以前観たオペラの中ではバク転をしていたんだそう！ また、ウィーンを訪れた際は、朝の情報番組で「オペラ歌手の名前と声域を当てる」クイズがあり、オペラの身近さに驚いたのだとか。
PLAYLIST
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- Let’s Elope / Koop
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- Paperback Writer / Mandy Jones
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- St. Patrick’s Day Parade / Dennis Day
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- CHEEKY CLUB / 葉加瀬太郎
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- Wild World / Jose Feliciano
GUEST
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新川帆立
1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい！』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『剣持麗子のワンナイト推理』『競争の番人』『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』などがある。最新刊『縁切り上等！ 離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル』が2023年6月29日発売。
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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