パリ、プラハ、ヴェネツィア、フィレンツェ……世界の美術をめぐる旅をご一緒に！
美術の楽しさを伝える活動を精力的に行っている、美術ライターの浦島茂世さん。国内外の旅行先で時間を見つけては美術館やギャラリーへ足を運ぶ浦島さんに、歴史や芸術で世界中の観光客を魅了するフランス・パリ、さらに、チェコのプラハ、イタリア・ヴェネツィア、フィレンツェなど、世界の美術をめぐる旅のお話を伺います。
MEMORIES
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- 初海外は19歳のとき。美学・美術史を学んでいるなら本物を見なければ…と先ずはモナリザもあるパリへ。3人でアパートメントタイプのホテルに自炊をしつつ1週間滞在し、ルーブル美術館、オルセー美術館、ポンピドゥー・センター国立近代美術館ほかを巡ったそう。浦島さんが“箱推し”するポンピドゥー・センターは、パリに行く度に通うのだとか。
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- おすすめのカフェがあるのは、ジャックマール＝アンドレ美術館。19世紀のジャックマール夫妻の邸宅の大広間にあるクラシカルなカフェで優雅な気分に浸れます。思い出の味は、以前住んでいた近くにある18区のパン屋「AU PETRIN DANTAN」のレモンタルト。
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- 大好きなスーパーマーケット「Monoprix（モノプリ）」はプライベートブランドが充実。お土産も買いやすい。美味しいチョコがあったり、時々「ダサかわいい」Tシャツやバッグなんかもワゴンに山積みになっていたりするので、探して買うのだそう。
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- ビールも美味しくて街も美しいプラハ。民主化する前のチェコの記録を展示する「共産主義博物館」は、向かいにカジノ、真下がマクドナルドという資本主義バリバリのところに建っていて、その位置関係も面白い。同じくチェコのクトナー・ホラという街にある、人の骸骨で装飾されたセドレツ納骨堂は、ヤン・シュヴァンクマイエル監督が映画を作った舞台でもあります。不気味だけど美しい。
PLAYLIST
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- From The Start / Laufey
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- I Can't Wait / Cocoon
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- Sunday / HNNY
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- ひまわり / 葉加瀬太郎
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- Walk Walk / Yael Naim
GUEST
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浦島茂世
美術ライター。大学で美学美術史を専攻し、制作会社勤務を経てフリーランスに。時間を見つけては美術館やギャラリーへ足を運び、国内外の旅行先でも美術館を訪ね歩く。著書に『カラー版 パブリックアート入門』『東京のちいさな美術館めぐり』、『企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり』『猫と藤田嗣治』など。ラジオやテレビでの展覧会や美術館情報の発信や、講演やカルチャーセンターでの美術講座講師など、美術の楽しさを伝える活動を精力的に行っている。
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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