アラブ料理の魅力とは？
アラブ料理研究家の小松あきさん。シリアやエジプトで暮らし、現地でお料理やお菓子作りを学んだ小松さんに、エジプト・カイロのおすすめのレストランをはじめ、アラブの国々の魅力を伺います。
MEMORIES
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- 初めてシリアを訪れたのは2007年。当時、日本でまだ余り知られていない分野を開拓したいと思いついたのがアラブ菓子。最近はバクラヴァなど日本で知られるようになったものも。甘さが強い印象があるが、慣れるとやみつきに！
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- エジプト独自の料理で先ず思い浮かぶのが、米、パスタ、豆などが入っていてトマトソースがかかった「コシャリ」。それ一品で完結する食事として現地で親しまれ、値段も安くて専門店もあり、家でも作られる、牛丼やラーメンのような存在なのだとか。
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- 全体的に茶色いカイロの街で、「ふとした瞬間にモスクに夕陽が当たったり、砂っぽい市場で野菜を売っているおばちゃんの持っているお茶のグラスに陽に当たって光ったり」、そういう美しい瞬間がカイロには溢れています。
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カイロの中心から少し離れたところにあるレストラン「プリンス（Kebdet El prince）」。鉄板焼きやレバーで有名。ラクダや羊のレバー、煮込み料理など、エジプト料理が美味しい。ラクダのレバーは牛タンのようなコリコリした食感だとか。ケバブ料理の店「ソボヒ（Sobhy Kaber）」は、モロヘイヤやハトの料理も美味しいそう。
PLAYLIST
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- Desert Rose / Sting feat. Cheb Mami
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- South of the River / Tom Misch
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- ARAB EXPRESS / 葉加瀬太郎
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- エトピリカ / NH&K TRIO
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- Hot Cookin’ / G.Love
GUEST
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小松あき
調理師学校卒業後ロンドン、東京のレストランに勤務。2008年9月からはシリアで約2年半、エジプトには2012年から2019年まで滞在し、一般家庭や菓子工房などでアラブの料理や菓子など食文化の調査をする。2022年6月には、著書『はじめてのアラブごはん 手軽に作れるエキゾチックレシピ62』（イカロス出版）を上梓。
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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