村上佳菜子が旅からもらったもの。
子供の頃から世界を舞台に輝かしい実績を残し、現在はタレントとしても大活躍中のプロフィギュアスケーター、村上佳菜子さん。世界を転戦する中で特に印象的だったスペインでの体験、世界ジュニア選手権で優勝した時の思い出や、舞台裏のお話も。さらに、村上さんの今後の〈夢の旅先〉とは？
MEMORIES
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- もう一度行きたいのは、中2の時に訪れたスペイン・マドリッド。街並みも素敵でご飯も美味しくて、人も情熱的で優しい。試合のあとは先生とフラメンコを見に行ったそう。薄暗いバルのようなお店で、キッチンから小さなステージに出てくるようなこぢんまりとした所で観た生のフラメンコは、とても刺激的で格好良く、10代の村上さんにはグッと刺さるものがあったそう。次のシーズンのショートプログラムはフラメンコになったのだとか。
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- 少し時間に余裕があったので観光も出来たオランダ・ハーグの街。そこで食べた思い出の味は、オランダの伝統菓子「ストロープワッフル」。ワッフルをプレスして間にシロップが挟んだもので、焼き立ては信じられないくらいの美味しさ！ 顔の大きさの倍ぐらいのサイズがあったけれど、試合前に先生に内緒で2枚食べたそう。
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- 小学生の頃スケートの試合で頻繁に行ったのがフィンランド・ヘルシンキ。サンタクロース杯というのがあって、審判がサンタクロースの帽子を被って採点したり、エキシビションで演技が終わって退場するときにサンタさんが迎えに来てくれて、手を繋いで帰ったりお菓子を貰えたりするのだそう。さらに、珍しいスターダストを見た思い出や、スケートリンク横の森で、坂道に水を撒いて作る自然の滑り台で遊んだ思い出も。
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- 今後、村上さんが行ってみたいのは……メキシコ、スリランカ、そしてNY！ メキシコは、映画「リメンバー・ミー」で見たカラフルで音楽のある世界観が魅力的。アガベで作ったナチュラルなお酒も飲みたい！ スリランカでは、アーユルヴェーダが出来る宿泊施設で生活をして、有名なダイビングスポットで潜ってみたい。そして、意外にもまだ行ったことがないというNYでは、大好きな「オペラ座の怪人」を観て、NYの街をでジーンズの短パンを履いて歩くのが夢だそうです。
PLAYLIST
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- Sister Ray / Foxes
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- Life Is Cool / sweetbox
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- Fly / Avril Lavigne
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- Can't Go Back Now / The Weepies
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- Open Doors / 葉加瀬太郎
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- Booty Swing / Parov Stelar
GUEST
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村上佳菜子
1994年、愛知県生まれ。3歳からアイススケートを始め、2009年のJGPファイナル、2010年の世界ジュニア選手権で優勝。2014年はソチオリンピックに出場、同年の四大陸選手権で優勝した。2017年に競技生活から引退。現在はプロフィギュアスケーターとしてさまざまなアイスショーへの出演や解説者として活動するほか、タレントとしてテレビやイベントでも活躍中。
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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