本場イタリアで、自転車のメカニックとして過ごした日々とは？
テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん。マリメッコをはじめとする国内外のさまざまなブランドにテキスタイルデザインを提供してきた鈴木さんが、そもそも北欧でお仕事をはじめたきっかけとは？ そして、現場で感じた北欧テキスタイルの良さや、フィンランドで出会った“ビンテージ生地”の魅力についても伺います。
MEMORIES
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- サウナ文化が盛んな北欧。まだお仕事で通い始める前、たまたま訪れたヘルシンキで、やたらとタオル屋さんが目についたので尋ねてみた鈴木さん。知人によると、サウナ好きなヘルシンキの人々はタオルも大好きで、二家庭分は必ず持っているそう。
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- フィンランドの首都ヘルシンキには、ヴィンテージショップやセカンドハウスショップが多くあり、衣類や食器の中古を手軽に買える。皆、マリメッコやアラビアなど、人気のメーカーの品を使っていて、割れればまた同じものを買うそうです。そこで鈴木さんが見つけた楽しみは、ヴィンテージ生地を探すこと。50’s、60’sのローテク時代に作られた生地は、色使いも味わいも最高。
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- 北欧に10年ほど通っていた後に訪れたバルセロナは、飛行機から見下ろす風景が先ずオレンジ！ ラテン色漂う街を昼間に歩けば、ガウディ、ダリ、ピカソで溢れ、北か南かでこんなに違うのかと驚いたそう。
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- マヨルカ島発のシューズブランド、カンペールの打ち合わせで指定された場所は、デザイナーの自宅。お子さんがまだ小さいため在宅勤務中とのことで訪ねると、普段通りの感じのお家で打ち合わせが始まったそう。資料の上をお子さんがハイハイしていても誰も気に留めないことに驚きつつ、それでミーティングが出来ないかというと、そんなこともない。もっと自由に働けたらいいなと思ったのだそうです。
PLAYLIST
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- Kovis / EME
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- Do You Still Care? / Noonie Bao
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- In Heaven / Joey Dosik
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- Love Is Starnge / Everything But The Girl
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- フィンランディア / クライズラー＆カンパニー
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- All Of This Is True / Melpo Mene feat. Russian Red
GUEST
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鈴木マサル
テキスタイルデザイナー。2004年からファブリックブランドOTTAIPNUを主催。色鮮やかなプリントファブリックを中心に生地本来が持つ魅力にあふれたコレクションを展開。自身のブランド以外にも、マリメッコ、カンペール、ユニクロなど、国内外の様々なブランドからテキスタイルプロダクトを発表。テキスタイル以外にも家具や建築空間など様々なシーンに向け、パターンデザインや自身のテキスタイルを軸にしたデザインを展開しています。東京造形大学造形学部デザイン学科 教授 masarusuzuki.com ottaipnu.com
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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