“伝説の家政婦”志麻さんが見た、フレンチの本場と家庭の食卓。
フランスでの修行時代、本場のフレンチとフランスの家庭料理を経験し、「家族の食卓の温かさを届けたい！」という想いからフリーランスの家政婦として活躍するタサン志麻さん。“予約がとれない伝説の家政婦”と呼ばれる志麻さんのライフストーリー、さらに、おうちで作るご飯がグッとおいしくなるコツなども伺います。
MEMORIES
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- フランスの小さな町ヴォナスにある、三ツ星のホテルレストラン「ジョルジュ ブラン」には、美味しい食事とゆったりとした時間を求め、世界中からお客さんがやってくる。周囲に広がるとうもろこし畑で放し飼いにされた脚の青いブレス鶏、このクリーム煮が店のスペシャリテで、志麻さん自身、定休日明けの賄いに出てくるのがとても楽しみだったそう。
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- いまも中世の景色が残る、石畳も美しい町ペルージュ。ガイドブックなどでもよく紹介されている、そのリヨンの北東の小さな町には、お砂糖とバターだけの素朴な名物タルトがあり、志麻さんもそれを食べるために訪れたのだとか。
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- お仕事柄、旅先でも市場に行くのがお好きな志麻さん。皆がかごを手に集まってきてお喋りしている姿を見るだけでも楽しいし、市場の人に食べ方を尋ねたらついつい話が長くなるのもまた楽しい。ときには普段しない調理法を教わり、レシピのヒントをもらうことも。野菜の大きさや形が関係無く山積みにされた雰囲気も、堅苦しくなくて好きなのだそう。
PLAYLIST
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- Voyage / MUNYA
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- Le Festin / Camille
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- Rêves / ?Raphaël D'hervez
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- ひまわり / 葉加瀬太郎
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- Come in My Kitchen / Diplomats of Solid Sound
GUEST
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タサン志麻
大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業。ミシュランの三ツ星レストランでの研修を経て帰国。老舗フレンチレストランなどに15年勤務。2015年にフリーランスの家政婦として独立。各家庭の家族構成や好みに応じた料理が評判を呼び「予約がとれない伝説の家政婦」としてメディアから注目される。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でその仕事ぶりが放映され、年間最高視聴率を記録。料理イベント・セミナーの講師や、食品メーカーのレシピ開発など多方面で活動中。
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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