イタリアンクラシックファッションを巡る旅。
イタリアの有名ブランドを発掘、マーケティング、企画、ブランディングなどを行ってきた、ファッションのプロフェッショナル、株式会社スピラーレ代表の神藤光太郎さん。葉加瀬さんも大ファンという神藤さんのルーツは、イタリアのフイレンツェ。留学で訪れた90年代のお話を中心に伺います。
MEMORIES
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- 神藤さんがイタリアを初めて訪れたのは96年。22、23才の頃に通っていた大学を休学し、予備知識も特に無いまま1年間の留学のつもりで旅立ったそう。クセがないニュートラルなイタリア語を身に付けたいと考え、選んだフィレンツェの街は、「ピッティ・イマージネ・ウオモ」が行われるファッションの都。タイミングも味方して、ファッション界の大物達と自然と親交を深めつつ、気付けば滞在期間は2年に。
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- 神藤さん曰く「あの街はスペシャル」。歩くだけでも良いし、美味しいコーヒーもあるし、景色はどこも素晴らしい。そして欠かせない食。ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナはもちろん、トリッパという内臓をサンドイッチにしたものが絶品で、フィレンツェ中の屋台を食べ歩いたそう。
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- フィレンツェを横切るように流れるアルノ川。ある時「確かアルノ川ではブラックバスが釣れるはず…」と思い立ち、バス用の細目のタックルを持っていざ釣りへ。すると……かかったのは、まさかのヨーロッパオオナマズ！ 1mほどあるオオナマズを釣り上げた日、その重さに竿がバキッと折れたのだそう。それからというもの、フィレンツェを訪れたときは、朝釣りをしてから仕事に行くのだとか。
PLAYLIST
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- New Shoes / Paolo Nutini
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- Change My Clothes / Dream & Alec Benjamin
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- TOSCANA / Cardellino
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- シシリアンセレナーデ（Symphonic Sessions） / 葉加瀬太郎
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- Little Italy / TRI4TH
GUEST
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神藤光太郎
株式会社スピラーレ代表。大阪出身。学生時代からファッションに興味を持ち、洋服三昧の生活を送る。大学在学中から３年間イタリアに留学。語学を学ぶとともに、日本で紹介されて間もなかったイタリアクラシックファッションの要人との交流を深め様々なことを学ぶ。帰国後、BARBAをはじめとするブランドを取り扱う代理店を創業。2001年、STRASBRUGOを運営するリデア株式会社に参画。メンズ部門を取り仕切り、独自のコネクションを生かして、ラルディーニ、バルバ、シビリアなど数々のブランドを日本に紹介。ブランディング、マーケティング、セールスを指揮する。 2018年、株式会社スピラーレを創業。ブランドリサーチ、開発、ブランディング、マーケティング、プロモーションを組み合わせ、新たな形のファッションビジネスを模索、現在に至る。
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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