「定住旅行」という旅のかたち。
6カ国語を習得し、世界各国でホームステイをしながら異国の文化を体験する、そんな独自のスタイルで旅を重ねてきた定住旅行家でモデルのERIKOさんに、これまでに訪れた様々な国や文化のお話を伺います。
MEMORIES
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- 思えば幼い頃から言葉への執着が強かったというERIKOさん。英語は子供時代に学び始め、社会人になってからイタリア語、スペイン語、ロシア語、サンスクリット語、ポルトガル語を習得し、今は人生最後に学ぶ言語のつもりでペルシャ語の勉強中。留学などの海外経験を通じて、その国の言語と住んでいる人々の生き方との密接な関係に気付き、さらにアルゼンチン留学で日本の暮らしと異なる価値観に感銘を受けたことがきっかけで、ホームステイで2〜3ヶ月現地の人々と暮らしを共にする“定住旅行”というスタイルの旅を始められたそう。
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- 50カ国以上を旅してきた中でも印象的だった国がイランで、「一番定住し易かった」。驚いたのは、とにかくおもてなしの文化が強く、「遠くからよくいらっしゃいました、イランへようこそ！」と、タクシーや博物館では一度もお代を受け取ってもらえなかったこと。元々「タローフ」という、相手の勧めを必ず一回断り、何度もやり取りをした後で受け取る、という遠慮や社交辞令のような習慣があることは知っていたものの、そのタローフも通用しない程の歓待だったとか。
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- 今後、また海外に行けるようになったら旅をしたいのは、グリーンランド、フェロー諸島、デンマークの3カ国。延び延びになっているものの、既にホームステイ先も決まっていて、グリーンランドでは犬ぞりを飼っているイヌイットのご家庭に滞在予定。現地の気温はなんとマイナス20度！ とはいえ世界各国訪れてきたERIKOさん、今までで一番寒かったシベリアは、マイナス60度だったそうです。
PLAYLIST
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- So High / FlicFlac feat. Beatrich
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- Hala Bavar / LIRAZ
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- MALAMENTE (Cap.1: Augurio) / ROSALÍA
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- Ey Tir / Atine
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- 春をどうぞ / 葉加瀬太郎
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- Think Of Me / Rosi Golan
GUEST
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ERIKO
モデル・定住旅行家。鳥取県米子市出身。東京コレクションでモデルデビュー。学生時代から世界各地で語学留学を重ね、6ヶ国語を習得。現在はモデル活動と並行し、「定住旅行家」として、世界の様々な地域で現地の人びとの家庭に入り、生活を共にし、その暮らしや生き方を 伝えている。また訪れた国では、民間外交を積極的に行い、現地と日本の架け橋になる活動も行う。定住旅行した国は、50カ国、103の現地の家庭で暮らしを体験している。著書「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)、「せかいのトイレ」（JMAM）、「世界の家世界のくらし1─3」（汐文社） chikyunokurashi.com www.instagram.com/erikolatina/
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2024.05.25
- GUEST
- 落合務
- DESTINATION
- Italy
- 日本イタリア料理界の先駆者。1947年東京都出身19歳ニューオータニ入社、22歳「トップス」に入社後、約3年イタリアで料理修業後、1982年イタリア料理店「グラナータ」の料理長に就任。1997年ラ・べットラ・ダ・オチアイをオープン。たちまち予約の取りにくいレストランとなる。2005年5月『イタリア連帯の星』勲章、カヴァリエーレ章受章、2009年日本イタリア料理協会会長に就任。2013年『現代の名工』を受賞。2020年春、黄綬褒章を受章。現・日本イタリア料理協会名誉会長。
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